[1296]みっともない
『みっともない』は日常でもよく使う言葉です。見苦しい、見栄えが悪い、体裁が悪い、などの状況で使うのが「『みっともない』。
・みっともない-なりをするな
・みっともない-まねはしないでくれ
・みっともない-からやめなさい
『みっともない』みっともないの語源は「見たくない」です。「見たくない」は話し言葉的に「見とうない」になり「みっともない」になったようです。意味も同様に「見たくない」です。
この場合の「見たくない」の意味なのですが、単に「見たくない」のではなく、「見たくもない」「見なくていいものを見てしまった」など残念な気持ちが込められています。身内の場合は、ちょっと怒っている気持ちも沸いています。
本当ならこうすべきなのに、そうじゃないので『みっともない』。
では例文。
最近、若い人はシャツをズボンの上に出すのが流行っているようだ。それを真似してオジサンでもシャツを出して歩いている人がいるが、そのシャツは昔シャツだから身丈が長い。若ぶっているのだろうけどシャツが歩いているようでなんだかみっともない。オジサンはおじさんらしく、シャツはズボンに入れよう。