[47]ノイズキャンセリングヘッドフォン(その後)

2017年1月3日

前回お知らせしたオーディオテクニカのノイズキャンセリングヘッドフォンの使用レポートです。

このヘッドフォン、台湾行きに使用しました。わずか3時間のフライトでしたが、効果は実感できました。これは「買い」です。

そもそもエコノミークラスの席は主翼の後ろ側。主翼にはエンジンがついていますからその轟音は後ろに流されます。したがって非常にうるさいのがエコノミークラス。

ちなみにビジネスクラスは、主翼の前側に位置しています。ファーストクラスは更に前側です。つまり、かなり静か。

そんなうるさいエコノミークラスでアメリカに行こうもんなら、10時間もこの轟音に晒されます。途中寝ないと向こうで時差に悩まされますから一生懸命寝ようとするのですが、血栓ができそうなくらいのこの狭さと轟音に晒されて眠るどころではありません。毎回、次はビジネスクラスで!と思うのですが、価格を見てやっぱりエコノミークラスに落ち着くのです。そこで活躍するのが、このノイズキャンセリングヘッドフォンというわけです。

ヘッドフォン本体、アダプター、コードはすっきりと専用のケース(付属)に収まっています。予備の電池もここに入れておきましょう。 装着感は、しっとりしていて、装着するだけでもかなり騒音がシャットできます。スイッチを入れると、ふっとざわつきがなくなります。これはすごい!
このまま何もソースを繋がない場合は「静かな耳栓」として使用可能。

ソースを繋げば、音楽、映画の音声など鮮明に聞くことができます。今回使った航空会社はJAAでしたが、コネクターもぴったり合ってどのチャンネルも聞くことができました。短いフライトで残念。長時間のフライトに本領発揮しそうです。

去年、航空機内でのデジタル機器の使用について見直しが行なわれ、ノイズキャンセリングヘッドフォンについては離着陸に際してはスイッチを切ることとなっていますので、離着陸の時には使用しないでください。

ちなみにノイズキャンセリングヘッドフォンはファーストクラスでは無料で貸してくれるそうです。いらんだろ!ファーストクラスには。

2008-01-08