[25]ケンウッドショウルーム探訪

2017年1月2日

ケンウッドショウルーム探訪
訪問日 2001.03.21(水)


外観東京丸の内の一等地に位置する。丁度昼時でサラリーマンが多数往来する。

視聴室は付近のサラリーマンでほぼ満席憩いの場となっている

今も健在な音楽雑誌

視聴室はから店内を見る製品の主流はコンパクトなAV機器とカーオーディオ。

ハイエンドコンポK270SS(k’s Esule)Silver Signature
コントロール部¥3,000,000

ハイエンドコンポ
K270SS(k’s Esule)Silver Signature
スピーカー部¥1,200,000

定期コンサートで活躍するアナログプレーヤー
KP-9010¥110,000(生産終了)

LS-G5000生産終了品

接客に余念の無い山崎店長(中央ネクタイ姿)

東京のオフィス街といえば丸の内。そのど真ん中に位置する新東京国際ビルの1階にケンウッドのショウルームがあります。以前私の勘違いで、ショウルームは渋谷にあると案内してしまいましたが、渋谷ではなくここ丸の内にあります。

JR有楽町で降りて、丸の内(お堀・皇居側)を歩てみる。丁度昼時のためかサラリーマンやOLが制服のまま軽装で歩いています。今日は暖かい。桜が一気に咲いてしまいそうな陽気です。

ショウルームは難なく見つかりました。入ってみると和やかな面立ちの山崎店長が迎えてくれます。名乗ると遠くからようこそと足労をねぎらわれる。奥には試聴室がありクラシック音楽が流れています。入ってみると昼休みのひと時を過ごすサラリーマンでほぼ満席状態。どうもここは丸の内サラリーマンの癒しの名所になっているようです。

昔の機器が並べられているのではないかと期待していったのですが、並んでいるのは最新の商品群。無理も無いでしょう。ここはショウルームであって博物館ではないのですから。奥の試聴室にはアナログレコードが聞ける設備はあります。アナログプレーヤーも仰々しいものではなく定価11万円のプレーヤー。これは数年前に製造中止となったそうですが、訪れる客から売ってくれないかとひきもきらないとか。

このショウルームには300万円もするCDプレーヤーがガラスケースに鎮座していましたが非現実的な感じがしました。技術を誇示する時代でもないですし。最近のオーディオ界は普及品は若者をターゲットとしており、マニア向けとなるとハイエンドユーザー向きの超高額商品しかありません。我々普通のオーディオマニアがほしいのは、10万円くらいで買える程度のいい製品。そのことを山崎氏に伝えると、山崎氏も同感で、いまケンウッド社内では団塊の世代向きに30万円くらいで揃う質の良いオーディオコンポの企画を練っているとか。

ケンウッドのショウルームでは定期的に生演奏や有名アーティストのミニライブを無料で行なっているのでスケジュールをチェックしてみてください。公演となると5000円もとるような演奏が只で聞けます。丸の内に来る機会があったら是非立ち寄ってみてください。癒されますよ。

2005-02-17:加筆修正
2011-03-20:追記
ケンウッドショールームのURLが変更になっています。
ショールーム〔JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社〕
2017.01.02:追記
丸の内ショールーム閉館のご案内