最近人手が多いところにあえて出かけることが多く、渋滞にはまったり、空いている駐車場を探して右往左往することが多い私です。
連休の行楽地などに行きますと、駐車場に入った後、空いている場所を探すのが一苦労です。誘導員がいる駐車場はうまく誘導してくれますが(誘導員がいるのに誘導してくれない場合もある)、そうでない時は自分で探さなければなりません。運良く場所を見つけたと思ったら反対側から入ってきたクルマに先を越されて悔しい思いをすることも多いですね。
まず駐車場に入ったら、後続車に気をつけながらゆっくり走って、空いている場所を探します。左側に空いている場所が見つかったら、「ここは私の場所よ」とばかりハザードランプをチカチカさせ左に寄せます。後続車がある場合はやり過ごします。
やり過ごす余裕がない場合は後続車にはそのまま待ってもらいましょう。そして空いている場所にはバックで入れますので、ハザードを点滅させたまま、右にハンドルを切りながら前進して、クルマの後部を空いている場所に合わせ、一気にバックで空いているスペースに滑り込みます。
その間に後続車をやり過ごし、後続車がいなくなったら、一旦前に出てもう一度バックしながら駐車スペースの左右を合わせます。
空いている駐車スペースに入れるときは必ずバックで入れます。初心者(特に女性)はどうも頭から入れたがりますが、クルマは内輪差の関係でバックの方が小回りがきくようになっています。また駐車場の設計もバックで入れて入るようにぎりぎりで設計しているところが多いです。
隣地の関係で前から入れるように指示版があるとき(コンビニ、ファミレスなど)は前から入れるようにしてください。これは騒音と排気ガスによる汚れの関係で前から入れるのです。
よく駐車場の枠からはみ出ていてしかも曲がって駐めているクルマがあります。他に空いている場所も無く、仕方なくそのクルマの隣に止めるときは、なるべく枠に沿って駐めるようにしましょう。相手のドアが開かなくなるくらい寄せることになってもやむを得ません。
もし、そのクルマに合わせて自分も曲がって留めてしまうと、戻ってきた時にそのクルマがいないときは、自分のクルマだけ間抜けな駐め方としているように見えてしまい、大変恥ずかしい思いをします。
無事に駐車場に駐められたらドアミラーを格納し、ドアロックを確認してクルマを離れます。その時、車内に金目のものを置かないようにしましょう。バックや紙袋、財布や小銭入れ、クレジットカードやハイウェイカードなどが見える場所においてあると大変危険です。「日本は治安が良い国」というのはすでに過去のものです。自分のことは自分で守るようにしましょう。