子犬のワルツ…固定ドと移動ド
今日のレッスン。1966年の古いピアノピース「子犬のワルツ」持って臨む。
先生に出だしを初見でやってもらう。
さすがに先生は上手だ。
早い運指の曲で最初のタラララの部分を代え指でやれることを教わる。
譜面をみると鉛筆でラとかソとか書いてある。
私が中学生時代に書いたもの。
これをみて、私が習ったのは「移動ド」であり、レッスンで先生が教えるのは「固定ド」であることを知る。
ちょっと驚き。
道理で最初のレッスンから違和感があったはずだ。
たとえば「チューリップ」の歌を音階で歌うときハ長調だと「ドレミ、ドレミ、ソミレドレミレ」となる。
これがト長調で書かれた譜面をみて歌うとき、
ハ長調のときと同じく「ドレミ、ドレミ、ソミレドレミレ」と歌うのが「移動ド」
「ソラシ、ソラシ、レシラソラシラ」となるのが「固定ド」
調べてみると、和声の世界やポピュラー界では「移動ド」を多く使い
クラシック界や楽器の教育界では「固定ド」を多く使うらしい。
ちなみに小中学校の音楽教育現場では基本「移動ド」を使うことが望ましいが「固定ド」を使うことも妨げないとしている。