[01]3月の悩み
こんにちは。稲垣尚美です。最初から読んでいただいている方、お久しぶりです。パート2以降から読んでいる方、はじめまして。よろしくお願いします。
私は、以前と変わらず特別養護老人ホームで介護員をしています。あれから何年か経ちますけど、あんまり自分が向上せずいつも悩んでます。
この2月、3月はいつもそうですけど、職員が突然病気になったり、なにかの事情で辞めたりで職員不足に陥る時期です。今年も例外ではなく、2月に1人産休に入り(これは、数ヶ月前からわかっていたことですが職員の補充は4月です)そして3日前から男性職員が椎間板ヘルニアで2週間の診断書を持ってきました。
彼が診断書を持ってきた時、彼の穴をどうやって埋めるのかでみんなで悩みました。うちの職場は、だいたい月に10日間くらい休みがあるので3日か2日出勤すれば、休みがきます。しかし、彼の穴埋めの為に5日間連勤とかの勤務になる人もあり、その人の方が心配になってしまいます。また、常勤職員が最低2人いるのに1人で2人分の業務をこなす日もあります。もちろん残業は必至です。
そしてもっと恐いのは、この大変な日々を乗り切った後、新人職員をすぐに補充されるかというと、この人数でも業務は回ると上から判断されることです。もちろん休みを返上して出勤した分は、来月か再来月で調整されますが、1人で2人分の業務をした場合です。もし私が、施設長でも同じように見ると思うので2人分の業務を1人でこなしてはいけないと思います。
しかし、診断書を提出した椎間板ヘルニアの彼は、果たして2週間後に出勤してくれるだろうかというところが一番心配なところです。
稲垣尚美
2007年3月11日