[184]南ブルゴーニュの休日(1)

ブルゴーニュ地方第二の都市マコンはソーヌ川に掛かる美しい石橋のライトアップがとてもロマンチックで絵葉書でも良く紹介されている所です。実はこの橋、第二次世界大戦の時にドイツ軍に破壊されたのを後に復元したものです。この橋の先はレジスタンス活動の盛んな町、リヨン。パリのレジスタンスとリヨンの活動家達の往来には欠かせない大事な橋であり、またこの橋を渡って多くのユダヤ人や共産主義者がアルプスを経由してスイスに逃れたとも聞いています。それ故に格好の爆撃対象に選ばれたのでしょうが。前の会社の船はソーヌ川を良くクルーズしていたのでマコンで停泊する夜はこのロマンチックな橋の光景にうっとりとしたものです。そして市内にある観光名所で中世に建設されたMaison deBoisという美しい建物の下にあるカフェへお客様が寝静まった後、クルー達とともに「一杯ひっかけ」に行ったものです。


ここはマコン・ヴィラージュというワインで知られますが、ディジョンからボーヌ間の銘醸街道のような世界的知名度を持つものよりもBIOワインを中心に個人的に小規模か或いは協同組合のものが目立つ。でも、すぐ近くにはボージョレもあるのでワインをテーマにマコンからボージョレのワイン街道を訪ね歩くのも楽しいかな。マコン・ヴィル駅にはボージョーへ行くバスがあり、停車場にはサンタムールやジュリエナなどのボージョレの特級畑があるのでカーブ巡りには便利かも。
いつもこの町は船か電車でした通った事がないのでバスなんて全く気づかなかったけど、郊外行きバスが面白そう。リヨンやブール・カン・ブレス、3つ星シェフ、ジョルジュ・ブランの町、ヴォナスだってバスで行ける。本数に限りがあるので片道バス、片道電車なら日帰りも可能。バスはド田舎の細い道を走るから醍醐味がある。ゆっくりとブルゴーニュを眺めるのならこういう旅も良いかも。
市内循環バスは駅の表側の、郊外へ行くなら裏側のロータリーが発着場所。窓口はなく全ての確認事項はバスの運転手と直接交渉。これを利用して郊外に点在する古城巡りを楽しんだ。そして南ブルゴーニュにロワール並みの美しい城があることに感動し、またこの地方に魅せられました。
マコン観光局
http://www.macon-tourism.com/
マコンからボージョレへのワイン街道案内
http://suivezlagrappe.free.fr/
夢路とみこ
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