足が痛い、4年前の船の事故でズレた足の関節が2年ぶりに痛み出した。今年は冬が長く気温が中々上がらないせいか特にきしむ。幸いな事にかかりつけの内科医が去年、廊下を挟んでお向かいにクリニックを開いた。ドアを開けたら「先生助けて~」が言える。でも、この国の医療システムは「痛いから、先生助けて~」が通用しない。ここではみんなかかりつけの内科医がいてその先生の処方箋を持って専門医のところに行きます。内科医は簡単に予約が取れるもののその先の専門医がなかなか取れない。私の足の専門医は市内だけどちと遠い。予約を入れたら1ヶ月待ちと言われ、痛み止めもないまま泣く泣く待つ事に。
欧米人とアジア人では体温に差があり構造も若干違う。だから欧米人に効果覿面の薬でも私には副作用を起こす位に刺激的だから医薬品には要注意。それ以上の注意が必要なのはどう具合が悪いのかをきちんと説明する事。日常会話の仏語には慣れたけど医療用語はさっぱり。やっぱり手放せないよ、冊子「急病パスポート」病院では電子辞書よりも役に立つ。
足の痛みは別として、やはり日頃からのしっかりとした健康管理のために私は食生活に気を遣います。仕事柄、外では美味しいものをたらふく食べ、ざるのように飲みの大食漢だから、うちにいる時は厳格とまでは行かないものの慎ましくしようと心がけています。
フランスではブームのせいか健康食品みたいなものが特定の「自然食の店」でなくとも簡単にスーパーで買えます。価格もスーパーらしい。乳脂肪はチーズで過剰摂取しているから大好きなヨーグルトの代用に大豆ヨーグルト「ソージャさん」、コーヒー中毒とも取られる位にカフェイン好きを控えるためにチコリのコーヒー代用品「リコレ」と手軽、手頃、手短に拘る。長年勝手に着いたお腰のキビ団子はちょっとやそっとでは落ちないが、着き難くなった。
特に「ソージャさん」について言えばヨーグルト以外にも大豆やグルテンをベースにしたベジタリアンミートの加工食品もあるのでお肉のたんぱく質の代用として食べていますが結構美味しい。旅行中の美食でちょっとお腹の調子が悪くなったらスーパーで簡単に買えるこれらを試してはいかが?
ソージャさんのサイト:http://www.sojasun.comリコレのサイト:http://www.ricore.fr
夢路とみこ