[181]2000年衆議院議員総選挙

第42回目の衆議院選挙が6/25にとりおこなわれる。同時に最高裁判所の裁判官を審査する投票も行われる。しかし、判断材料がないままに投票すると言うのも無責任な話なので、せめて少しぐらいは勉強してから投票に臨むようにしたいものだ。

日本は政党政治の形態をとっている。したがって有権者は選挙をする場合でも政党を意識しなければならない。いかに個人が良い人であっても政治は政党が行う。

選挙の時に一番大事なことは、各政党の公約を知ること。例えば消費税を3%にしようと公約する政党があったとする。一方で消費税を7%にしようと公約する政党があったとする。この場合どちらの方針がいいかと言う議論はここでは置いといて、有権者は自分が良いと思った方針をとる政党を選べばいい。

ところが、今の政党の問題点はこの公約を守らないことにある。消費税を3%にしようと言う政党を選んだのに、与党になったとたんに方針を変更し消費税を7%にする方針を打ち出したりする。これでは何を信じて投票すればいいのかわからない。

自分が投票した政党がちゃんと公約を守ったかどうか見守る必要がある。もし公約を守らないなら次回の選挙ではその政党を選ばなければいい。

選挙は投票した後が大事なのである。