[151]雇用保険の知識(4)基本手当の金額

■雇用保険の知識

(4)基本手当の金額

基本手当(求職者給付)は今まで働いていたときの「賃金日額」によって決まります。賃金日額は離職前の6ヶ月間に支払われた賃金の合計を180日で割った金額です。退職金や賞与は含まれません。

この賃金日額に所定の給付率を掛けたものが基本手当日額になります。給付率は賃金日額が低い人ほど高く設定されています。

    賃金日額X給付率(45%から80%)=基本手当日額

基本手当日額はその最低額と最高額が決められています。

・最低額

1,712円

・最高額

受給資格に係る年齢に応じて次のように区分されます。

30歳未満6,580円
30歳以上45歳未満7,310円
45歳以上60歳未満8,040円
60歳以上65歳未満7,011円

給付率は以下のとおり

60歳未満

2,140円以上4,210円未満 80%
4,210円以上12,220円以下 80%~50%
12,220円超 50%

60歳以上65歳未満

2,140円以上4,210円未満 80%
4,210円以上10,950円以下 80%~45%
10,950円超 45%

さてこの基本手当日額に給付日数を掛けるともらえる総額が算出できます。給
付日数は離職前の就労状況によって大きく変わります。概要は以下のとおり
http://www.tamagoya.ne.jp/roudou/kyuuhu.html