[13]パッキング術

こんにちは。美月あきこです。
出張から帰ってきて、成田空港に降り立った瞬間のあの・・・湿気。
機内の乾燥地獄(大げさ?)から、湿気過多地獄に変り、ヘアースタイルは一気にパサパサからボサボサに。
この時期には手入れの楽な縮毛矯正が一番だと思いました。
私は思い立ったら即行動派なので、明日は美容院でサラサラヘアに変身します。
さて、出張、旅行の前のパッキング(お荷物作り)が苦手な方が多いようです。
私はキャビンアテンダントとして働いていた頃、国際線を月に4フライトはこなしていたので、パッキングもお仕事のうちでした。男性のチーフパーサーの中にはフライトバッグ以外で大きなショッピングバッグ一個という方もいらっしゃいましたが(驚!!)、女性はそんな訳にはいきません。
スカートひとつ変えただけでも違う靴が必要です。コスメ類は2泊であろうと10泊であろうとほとんど変わりません。
ホテルのお部屋でリラックスする為の普段自宅で使っているのと同じグッズもゴッソリと持ち歩くので、相当な量にはなるのですが、長時間持ち歩くことはほとんどないので(空港に着くと即チェックイン、ホテルではポーターにお願いします)躊躇なくパッキング。
重いと思うのは到着ロビーのカルーセルからカートに載せる時ぐらいでしょうか・・?
ステイ先を楽しく過ごす為にも服もメイクも靴もバッグも忘れ物だけはしたくありません。急なホテルの変更でケトルもない部屋に泊まることもあります。それでは夜、寝る前ハーブティーも飲めやしません。(特にアメリカ・・)
そんな時に備えて、旅行用の湯沸かし器(通称:ボコボコ)だって持っていきます。
靴も1足といわず2足、3足入っている時もあります。
服はワンパターンでも靴にはこだわっている人は多いです。
靴を入れる際には、靴袋に入れる前に一旦、ホテルのシャワーキャップなどで裏側をカバーして靴袋に収納すると、袋が汚れないので長く使えます。
袋類はタイのバンコクで買う、いわゆる「ゾウさんバッグ」を使います。バンコク線の乗務の際に1個何十円ぐらいで何十枚と買っているものを使います。可愛い柄の風呂敷を使っているキャビンアテンダントもいました。
コスメポーチ、下着入れ、アクセサリー入れ、すべて袋に入れるとバラバラにならずスッキリとまとまるのでオススメです。
これ、私流パッキングプロシージャー
1.まず、私のスーツケースは中がでこぼこしているので、それを柔らかいもので生めて平らにする。
2.Trousersをきれいに入れる。膝から下の部分は外に出しておく。2つあれば互い違いに。
3.重いもの(本や携帯アイロン、ボコボコなど)を底になるように入れる。
4.ジャケットの袖を内側にひっくり返しておいて、トランクに寝かせる。すそが外に出てしまっても折りたたまないで、外に出しておく。襟、片の部分に、ハンガーの形になるように、Tシャツやパジャマなどのライクラ素材のものを入れる。これで、襟が折れたり、方がつぶれない。他のジャケットやブラザーとは互い違いに重ねる。
5.真ん中がちょっとへこんでいるので、そこにスカートをおく。
6.更にへこんだ真ん中部分に、コスメ、セーターで包んだケトル、携帯用アイロン、下着を入れたバッグなどを入れる。
7.外側に出ている、パンツの足の部分やはみ出たジャケット部分で、5や6を包むように内側に織り込む。(こうすると、しわができない)
8.ちょっと余った隙間などには、くるくる丸めたセーター、タイツ、Tシャツなどを入れる。丸めるときに、小物を包んで丸め、小物の処理をする。
何度もやっていますと、スーツケースをあけるとシワシワの衣服がヨレっと出てこなくなります。これも練習あるのみです。
私は出張が多いので、良いやり方をご存知の方、是非教えてくださいね。
それではまた。
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■キャビンアテンダントへの就職、転職を支援するCA?STYLE
通信講座 大空への第一歩
また次回をお楽しみに。
美月あきこ