お正月の高速道路を走りました。2001年4月からの運用と聞いていましたがなかなか始まらず、いままで形だけだったETCがやっと本格稼動したようです。
ETCとは有料道路の料金所で停車することなく料金の支払を自動的に行なえるシステムで (Electric Toll Collection System)の略です。従来の現金、ハイウェイ・カード、回数券などの支払い手段に代わる新システムで、ゲートをノンストップで通過できるのがウリ。といってもETC認識のため減速(時速30km程度)は強要されます。窓は開けなくていいようですね
料金所のETCゲートには二通りあります。1つは「ETC専用レーン」。ここへは一般車は進入できません。誤って進入してしまった時はバックしたくなりますが、後続車がいるのでバックはせず係員に従ってくださいとのこと。しかし、自分の前のクルマがETCレーンに誤って進入してまごまごしていたらかなりいらつくでしょうねぇ。
そしてもう1つは「ETC/一般レーン」。この表示のレーンはETC車も一般車も通ることができます。ノンストップのETC車と一般車が混在するため走行にはちょっと注意が必要です。
お正月などの渋滞時にオススメなのがこの「ETC/一般レーン」です。一般車も通れるのですがなぜか敬遠されているので空いています。しかしそれも慣れてしまったら、渋滞時このレーンには一般車も殺到するでしょう。
料金所で気をつけなければならないのが前方車の動きです。自分がくぐるゲートがETC車専用ゲートだと気がついて急に進路変更をすることがあります。こういうときはETCのことを考えていますから後続車のことなどお構いなしに車線変更してきます。自分の通れるレーンを事前に確認しておくとともに前方車のクルマの動きにも要注意ですね。
ところで私はといえば、ETC車載機も高く、いまだなおETCのメリットを感じられない今日この頃です。カーショップでもETCコーナーはイマイチ盛り上がっていないし、本当に普及するのでしょうか?疑問です。