豪華なクルーザーは憧れの的ですがなかなか自分だけでは高額だし維持費も大変。そこで友人が数人お金を出し合ってシェア(共有)すると言うのがモーターボートの世界では当たり前に行なわれています。こういった考えをクルマに持ち込んだのがカーシェアリングです。
私のように田舎に住んでいる場合クルマは一人一台の必要性を感じますが、都内に住んでいる人は駐車場代も大変だし、地下鉄を使えばどこでもいけるし、とクルマの必要性もあまり感じないと思います。
しかしそこは嗜好性の高いクルマ。自分でハンドルを握り、好きなところへ行きたいという欲望は沈めることはできません。といってもレンタカーでは何か物足りない。
そこで登場するのがカーシェアリング。日本ではまだお目にかかれませんがアメリカでは最近増えてきて話題になっているのです。言ってみれば会員制のレンタカーなのですが、時間単位で利用でき、車の購入代金やメンテナンスでかかる費用を経済的に節約、なにより車が減ることで大気汚染も減りそのエコロジーな考え方が受け入れられているようです。
日本での登場は法的にクリアすべき問題もあり、まだまだ先になるようですが、最近のレンタカーも新車でナビ付、禁煙車もあり、スポーツカーやセルシオなどの高級車も借りることもできます。そういったクルマは料金も高いですが、購入することやメンテナンスを考えたら安いもの。彼女とのドライブにポルシェを一日5万円で借りるのも考え方によっては楽しいかもしれません。