[052]電車の中で

東京新都心を走るユリカモメは電車にもドアがあり、ホーム側にもドアがある。したがって、寒い冬には枯っ風に吹かれることも無く快適であります。更に車輪がゴムタイヤなので静かで快適。難をいえばちょっと料金が高いことでしょうか。

さて、電車に乗り込んだあと「ドア脇」というのは人が居たい場所なのか、席が空いているにもかかわらず1車両には必ずドア脇にたたずむというか寄りかかっている人が居るものです。これが両脇に居ると乗降客が多いときは結構邪魔ですね。もちろん、降りる客が多いときはいったんホームに出ますが降りる客が一段落するとすぐ乗り込んでまた同じドア脇を陣取る。

新宿や秋葉原、上野などは乗降客が多いので、降りるときにドアの近くまで行かなくても降りる客が多いので車両の中ほどにいても降りそびれることは無いのですが、問題なのは降りる客がそう多くない駅での降車。ドア付近にいて向こうを向いているので降りる客かなと思い中ほどに居ると、彼らは降りる客ではなく、ドアが開いても微動だにしなくて慌てることがあります。

そんな時、すいませーんおりまーすといって降りようとするのだが、全然どいてくれないんですね。久しぶりに電車に乗って昔と違う雰囲気に驚きます。ドア付近に居る人はすぐ降りる人ではないのか?そして、携帯電話やウォークマンの弊害なのかしらないけどキミタチ耳が遠いんじゃないのか??

乗り込んでくる客にもびっくりですわ。普通は降りる人が一通り降りて、それから乗ってくるのが普通と思っていましたが最近はそうじゃないらしい。降りる人の隙間を縫って乗り込んでくる。

こういうマナー違反を起こしているのが若者なら親の顔が見たい、となるのでしょうが、そうじゃなくていい大人がこうなんですね。大人も若者もみーんなマナーなんて気にしなくなっているのが現実なのでしょうか?

ところで常磐線というのは遠くから通勤通学によく使われている電車なのですが、短距離にもかかわらずトイレ付き車両があってちょっと小旅行気分になれます。座席もボックス席ですし。以前はそんな雰囲気もあってか座席で宴会をしている光景も見られました。最近ではさすがにそういう光景は見られなくなりましたが、缶ビールとおつまみを持っていサラリーマンはよく見かけます。

ま、お酒飲んでも回りに迷惑かけなければ良いわけで、静かに飲んでいただきたいと思います。