[322]右方上位の考え
さて、そろそろ年賀状の季節。今年身内を亡くされた方は、喪中はがきの手配をする時期でもあります。年賀状と違い、喪中はがきは急いだほうがいいでしょう。詳細は以下のページから。
喪中ハガキ
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~座席に着くときは左側から~
フォーマルなレストランなどではボーイが椅子を引いてくれます。そんなときは左側から入り着席しましょう。テーブルに着くときは左側から入る、というのがマナーなのです。
国際儀礼のルールでは右方上位(みぎかたじょうい)というのがあり、右側は目上の人のために空けておくというのがしきたりです。テーブルマナーでも右方上位の考えが存在します。男女の並びの場合でも常に右側が男性になります。
男社会を反映しており「けしからん」と反感をもたれるかたもいるのではないかと思いますが、男が右手で剣を持ち、左手で女性を守るためにできた、考えれば納得されるでしょう。マナーというのは元々「右利き文化」なのです。
男性が常に右側といいましたが例外もあります。それはバージンロードの新婦と新婦父の場合。
欧米の挙式の入場時に、新婦と新婦の父がバージンロードを歩く際には、新婦が上位である右側を歩き、新婦父は左側を歩きます。これは新郎が祭壇の右側で待っているため、新婦父が右側だと新郎とぶつかってしまうので、左側なのです。
話がそれましたが、自分より上位に位置する人がいる場合は、自分はいつも左側に位置するように心がけると失敗が少なくなるでしょう。
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