[345]ポイ捨て防止に発揮するスチールホールカバー
皆さん初詣に行かれましたか?
我が家では初詣はここのところ毎年「香取神宮」に行きます。やはり香取神宮でもらった破魔矢は同じ香取神宮に納めたいということで同じようなパターンになっています。
で、行くのは元旦ですから、案の定混んでおります。駐車場が少ないので、参道の手前からある民間の駐車場に止めて1kmくらいぞろぞろ歩きます。
そのとき前を歩く家族グループのお父さん。いきなり火の着いたタバコを側溝の隙間の穴へポイ。これにはちょっと驚きました。
道路に火の着いたタバコをそのままポイ捨てする人はさすがに見ませんが、側溝の蓋の隙間や、グレーチング(鉄でできた格子状の側溝蓋)にそのままポイ捨てする人は多いです。自分では気が付かず、なんとなく捨ててしまう心理的なものもあるのでしょう。
同じような光景をだいぶ前ですが「伊勢神宮」の観光バス駐車場でも見ましたっけ。ドライバーさんが二人で話しこんでいて、吸っていたタバコを消さずにグレーチングの中へ捨てていました。中には水が溜まっていますから火を消さなくてもいい!?
側溝の蓋の隙間やグレーチングは捨てやすいのでしょう。ポイ捨てはいけないことだとわかっていてもついついやってしまうなら、この隙間をなくせばいい。
ということで登場するのが「スチールホールカバー」です。
もともとは、側溝に砂や塵芥の流入を防いだり、ハイヒールや杖等の踏み外しを防ぐものですが、これをはめると側溝に一寸の隙間も無くなるためタバコのポイ捨て防止にもなります。
じつはこれを使っているのを群馬県の富岡製糸場で発見したのです。富岡製糸場は世界遺産登録に向けて頑張っている文化遺産ですが、維持予算が限られているためなるべく手をかけないで施設を維持したいということで、このホールカバーを使っていたものと思われますが、タバコのポイ捨て防止にも抜群の威力を発揮していました。
タバコのポイ捨てで困っている施設担当者様はお試しいただく価値はあると思います。10ヶで3300円前後と価格もお手ごろのようです。