[025]欠勤の連絡は自分でする
小学生や中学生の頃は病気になるとお母さんに学校に電話してもらいましたよね。「○○の母ですが、今日は休ませてください」って。ほんと親とはありがたいものです。しかし、これを社会人になってもやる人がいる。ちょっと首を傾げてしまいます?電話口にも出られないようなやむを得ない場合以外は、必 ず自分で連絡を入れましょう。
欠勤はできれぱしないにこしたことはありません。最初から決まっている休暇 と違って、欠勤はやはり他の人に迷惑をかける度合が大きい。会社というのは組織で動いており、あなたが急に休むことになったら必ず誰かがあなたの代わ りをしなければなりません。
しかしそうは言っても、急に高熱におそわれることもあるでしょう。そういう ときに、あなたはどんな対処の仕方をしますか?お母さんや奥さん(旦那さん)に電話をしてもらいますか?急な欠勤の電話連絡はしにくいものです。よくは 思われませんから。
しかし、これは辛くとも自分で電話をすべきです。上司は休むあなたに何か聞いておきたいことがあったかもしれません。その日の仕事に穴があいてしまうかもしれません。代わりを探してもらうようにお願いするのも仕事の一つと肝に命じるべきでしょう。(ちなみに代わりを探さなければ本人を休ませないと いう上司がいるようですが、代わりの人を段取りするのは上司の役目です)
また上司が怖いからといって会社の受付や同僚に欠勤の言づてを頼む人もいますがこれはダメです。気が進まなくとも必ず上司に伝えます。会社によっては上司に伝えない時は無断欠勤となることもあるようなので注意しましょう。上司が席をはずしている時は上司の上司、または上司と同じクラスの役職の人に 伝えます。
尚、風邪を引いているのに無理をして出社するのは却ってマナー違反となります。無理をしたために風邪の回復が遅れれば、それだけ会社に長く迷惑を掛けることになりますし、風邪の菌をわざわざ撒き散らしにいくようなもので、特に欧米では最も嫌われる行為です。マスクをしてだるそうに出勤し、いかにも がんばって出てきたぞ、みたいなこれ見よがしな行為もはた迷惑です。もし具合が悪くても出勤して仕事するなら、それと気が付かれないように振舞うくらいの気構えが必要。それが出来ないなら無理せず休みましょう。
病気で欠勤する時は自分で連絡をし、早めに病院に行ってゆっくり休む。これ基本。