私と私のだんなさんは日本で出会いました。きっかけは英会話学校です。留学後、ほとんど英語を話す機会を失っていた私はこれではいけないと思い、英会話スクールに行くことに決めました。とは言っても、スクールの多さにはびっくり。有名なスクールから一人で経営しているようなスクールまでピンからきりまでという感じ。とりあえず、無料体験レッスンを受けてから決めることにしました。
いろいろなスクールの体験レッスンを受けた結果、ある一つの学校に行くことにしました。クラスはグループレッスンで、生徒さんは約20人位とやや多めでした。どちらかと言うと、専門学校のような感じでした。先生は担任制で、6ヶ月間同じ先生がクラスを受け持つことになります。授業当日、どんな先生なのかなぁとドキドキしていました。そして、先生が教室に入ってきました。
一瞬、私は「えーっ?!怖そうな人だなぁ、嫌な感じだなぁ」という印象だったのです。後にこの人と結婚するなんて考えてもいませんでした。授業はプライベートレッスンではないので、そんなに先生と話す機会はないだろうし、授業料も6ヶ月分払ったことだし、とりあえず、頑張って勉強しようという感じでした。
先生は、見た目は怖い人のように見えたのですが、実際は優しくて、授業もわかりやすく、6ヶ月間楽しく英語を勉強することができました。そして、1つ上のレベルのクラスへ進むために、また6ヶ月間授業を受けることにしました。
次のクラスは通常、違う先生が教えることになっているのですが、この時だけ、前のクラスの先生が今回も教えることになったのです。(これが運命的だったのかも)生徒さんも前のクラスにいた人達だったので、さらに仲良くなり、先生ともいろいろ話しするようになり、週1回の授業が楽しみでした。
たまにクラスの生徒さん達と先生とで学校近くの喫茶店でお茶をしながらお話をしたりしていましたが、その時はまだ好きとかいう感情はありませんでした。先生のほうも私に対して特別な感情を持っているような素振りはなく、ごく普通に先生と生徒達という感じでした。
学校によっては、先生と生徒との交際は絶対認めないという学校もあります。陰で付き合っていて、学校側に見つかってしまい、先生が解雇されるという所もあります。私の通っていた学校は交際禁止ではなかったようですが、その時は先生と付き合うなんて想像もしていませんでした。むしろ、生徒同士で付き合うほうの確率のほうが高かったと思います。次の6ヶ月もあっという間に過ぎ、私はまた次のレベルに進むことにしました。続く)
谷川ともみ
カテゴリー: 外国人の彼、日本人の私 -谷川ともみ-
多くの外国人が住んでいる日本。もし、あなたに外国人の彼氏ができたら?外国人の彼氏と付き合っていて疑問や不安はありませんか?
アメリカ人と数年の交際の末に結婚した筆者が語る、外国人との恋愛と国際結婚。
[09]出会いはどこ?(日本編)
みなさん、「Personals」ってご存知ですか?
外国人向けのコミュニティ情報誌で、東京なら「Tokyo Notice Board」や「メトロポリス」、関西なら「Kansai Flea Market」という冊子が毎週発行されています。
その中に、「出会いの場所」というところみたいなものがあって、外国人の方が自分自身の紹介文を広告に出します。(ほとんど無料)半分以上は日本人女性との出会いを求めています。
ほとんどが英語で書かれていますが、中にはローマ字の文章で日本語を書いてくる人もいます。あと、記号のように省略して書いてくる人も多いのでわかりにくい場合もあります。例えばこんな感じです。
「ASBM Seeking JSF age 20?40」とか。わかりますか? このASBMはアメリカ人、シングル、黒人、男性という意味です。最初の頭文字を取って略して書いているのですね。白人男性ならば、「WM」、
「WCA」なら白人、クリスチャン、アメリカ人という具合です。決して間違えてはいけないのは、GUY(男性)、GAY(同性愛者)です。スペルを間違わないようにして下さいね。
このような雑誌を毎週見ていると、毎回同じ人が広告を出しているのに気がつきます。そういう人は要注意です。遊び相手が欲しいだけで女性を探しているほうが多いので、真剣な交際は望んでいません。あと日本語がやたら上手な人も遊び相手を探している可能性があります。顔写真が載っていないので(あとからメールで送ったりする場合もあり)文章で判断することになります。
中には本当にいやらしい人もいます。人妻OKとか、一夜限りだけとか正々堂々と書いています。彼達の文章にはどこか自信がありげで、「ハンサム」や「長身」という言葉を巧みに使ってきます。実際会ってみると、えーーーっ??ていうことも多いのですが・・・
私の日本人の女性の友達がパーソナルズに広告を出したところ、50人くらいの人達からメールが送られてきて、国別にファイルをしていました。どの人もいまいちだったのですが、彼女も根気よく広告を出し続け、相手を探していたところ、オーストラリア人の男性と出会い、交際を始め、結婚して、現在はオーストラリアに住んでいます。
このような雑誌は見ているだけでおもしろいので一度チェックしてみてはどうですか?英語のコラムなどもあるので、英語の勉強にもなりますよ。
谷川ともみ