[168]頑張れインターン!

留学と違った体験をするインターンは参加費を払えば誰でも希望の場所へ派遣されるという事はありません。無給の研修なのに受け入れ先企業が「この人なら引き受けます」と言わない限り不可能。審査が通るまでに語学や適正のチェックがありやっぱり壁は厚い。どんなに語学が出来てもその国で頑張ってみたいと意思があっても審査の合否を大きく左右するのが「就労経験」。だから派遣されてくる研修生は社会人として一応のマナーとセミプロ意識を持ってやって来ます。でもそれが出来ないと研修とは言えども無給の1年は辛い。
フランスの労働許可証の取得がいかに難しいかは身をもって体験した。実力があればなんとかなるというのは高失業率のこの国では御伽噺。外国人は外国人。守らなければならないのは自国民の就職先。語学留学から就職というラッキーな話はなかなか無く、辛うじてインターン研修の後に就職という可能性が僅かにあるかないか。それでも研修生は僅かな望みを持ち、自らの貯金を頼りにスポンジの様に吸収し、経験を積む。研修の終わりには一回り大きな人となって更なるキャリアに向かってのステップを踏む。


最近ボーヌに私と同じインターンシップのプログラムを経て研修生が一人来た。インターンシップの室長さんからは「とみこちゃんを訪ねて行くから面倒見てね」と言われた。在仏経験があるから語学はOKと聞いたけどよくある「海外に住んだ経験がある」でちょっと何か勘違いしている人が来たらどうしよう、と不安に思ってたら、派遣されてきたのは海外経験と日本での社会人経験が丁度良い按配でミックスされた人でした。まだ若いし、ブルゴーニュには着たばかりなのでこれから色々とこの地方の魅力について学んで行くのですが、彼女もこの地方に魅せられたみたい。多くの観光客にこの地方を知ってもらいたいと「とみこジュニア」見たいな事を言ってる、とても頼もしい。
観光局に派遣されてまだ1ヶ月弱、本局とカウンター業務を半々に研修しながら勉強中。カウンター業務の時は積極的に接客を、観光客の顧客満足度100%を目指したいと頑張っています。公平さが重要な局員だから「あの店」「このホテル」と優劣への問いは無理ですが、お祭りのとかワイナリーツアーなどの案内を日本語で紹介してくれますよ。
ボーヌ観光局
日本語でのお問い合わせはファックスが確実だそうです。
夢路とみこ