[04]ニッシン(8571)株式分割

2019年4月6日

ニッシン(8571)の株をしこしこ買っています。ニッシンは事業者向け与信業務主力とした会社です。企業相手の貸付が主で成績は優秀な優良企業です。株価は230~240円でしかも単元株が100株なため3万円あれば株主になれる奇特な企業でもあります。そのニッシンが株式分割します。
株式分割とは、現在発行済の株を分割する事です。分割は1:2で行なう場合もあればかつてのライブドアが行なったように100分割なんてこともあります。例えば1:2の分割とは「現在ある1株を2株にするよ」という意味になります。1,000円の株は500円になるということです。
株式分割しますと、1株当たりの株価が安くなりますので多くの投資家が参加できるようになります。買う人が増えれば株価は上がります。また分割前と1株当たりの配当や優待権利が同じ状態なら、それも2倍に増えるというメリットがあります。
株式分割の際に気をつけないといけないのは「効力発生日(約二ヶ月)までは分割された子株の売買はできない」という事です。資金が固定されますので頻繁に短期売買を行なって資金運用しているデイトレーダーには向きません。
また株式分割は業績上昇の証として行なうのが普通なのですが、そうでない時の分割は悪材料となり、分割後の株価が下がることもあります。株式分割だからどの銘柄でも上がるという事はありませんので、購入の際は注意しましょう。
効力発生日の二ヶ月を固定されるのとは別に株式分割新方式というのも今年から始まりました。これは平成18年1月4日以降を割当日(基準日)とする株式分割については株式分割の効力発生日前倒しができるもので、たとえば「割当日の翌日を効力発生日とする」などとできるものです。こうなれば資金が固定されること無く利用できます。
今回のニッシンの場合は分割日が3/31、効力日が4/1となっていますので翌日から売却することができます(できるはず)。私の場合は、株価上昇を見込んで約4500株ほど買い込んでいますが、これがどう動くか、楽しみであります。