[01]猫でもわかる株入門

2019年4月7日

「株で暮らす!?」Part4を書かせていただきたいと思います。何事でも初体験の時は不安なもの。初めて株の取引する時もかなり不安なものです。

昨年の5月に株を始めようと証券口座を作りました。なかなかキッカケもなく口座は作ったものの、使わないまま数ヶ月間ほったらかし状態にしていました。どうしたもんかなぁー?と思案しながら・・・。あまりやる気が無かったのかもしれません

2005年9月23日(金曜日)秋分の日、3連休の初日でした。いつもより遅い目覚め。新聞受けから新聞を取り出し、タバコに火を点けて新聞を広げました。その日の1面トップ記事は「千代田化工建設、中東で大型LNGプラントの建設を受注」でした。株取引はしたことないけど、情報は「新聞に出た時はおしまい。」ってことは承知しいました。ですがLNGプラント建設の一つ企業が大型の受注しただけで新聞の一面トップ記事になるのか?もしかして、ものすごく大きな事?早速ネットで調べてみました。

Yahooマネーの千代田化工建設・掲示板は、このニュースでお祭り騒ぎでした。「連休明の月曜日は間違いなくストップ高!」という内容が幾つも書き込まれていた。中には冷静に「この受注は四季報でも予想され確実視されていたもの。すでに株価に織り込み済み」という意見もあった。

ワタシも一応は新聞を毎日読みますが、一企業が注文を取った事が1面トップ記事を大きく飾ったのはあまり記憶がない。それだけすごいことなのだろう。これは買いだと判断しました。

さて証券口座は作ってあるものの、株の買い方がわからないではありませんか。入金は出来るようにしていました。大手都銀の「スーパーデビット」というサービスを利用できるようにはしていました。このサービスは手数料無料で銀行口座から指定した証券口座に即時入金ができるのです。

まず株を購入できる金額を入金しました。それから注文画面に移りました。注文画面では生まれて初めて見る言葉が幾つもあります。指値注文、成行注文くらいはわかったのですが、寄成、引成、指成、逆指値にツイン指値に優先指値・・・はい、まったくチンプンカンプンです。寝巻きから着替えて本屋さんにゴーです。

本屋さんでは、なんとも数多くの株関係の書籍が売られていました。「誰でも株で1億円稼げる方法」、「株で儲けて3年でセミリタイヤ」、「私が株で100万円を2年で1億円にできた方法」などなど惹かれる題ではありますが、株取引未経験のワタシには向いてないでしょう。ていうか、本を読んだだけで誰でも1億円稼げたら、誰も株で苦労しないと思うのですが・・・

で、ワタシが選んだのは「世界で一番やさしいチャートの本」と「猫でもわかる株入門」でした。(本の題名は正確ではないです。近い名前でしたが。)家に帰ってからはひたすら読書。3連休の全て費やしました。しかし、世界で一番やさしい?猫でもわかる?読んでもなかなか理解できなかったワタシは猫以下か?などと考えながら、株の勉強をしていたらあっという間に連休も終わりました。

小倉エビス