[40]ウェーブミュージックシステム
BOSEからウェーブレディオをいう気になる製品が出ていました。どう気になるのかというと、何の変哲も無いラジオなのにえらく高い。しかも直販でしか買えないのです。
何の変哲も無いようで、じつはあるのがBOSEの常ですが、どうみても高い。しかし内部には高品質な重低音再生のためのテクノロジーがぎっしり詰った製品なのでした。そのウェーブレディオがバージョンアップしたのがこのウェーブミュージックシステム(\74,970)です。直販でしか買えませんが、丸井のインザルームのショップで見ることができます。もちろん視聴もOK。
ということで、ネットで場所を確認して池袋のインザルームまで出かけて現物を確認してきました。地下一階の直販ショップはBOSEの製品が整然と陳列されています。往年の801とかはありませんでしたが、ホームシアターに向く製品群が輝いていました。
その中でもひときわ輝いていたのがやはりこのウェーブミュージックシステムです。噂には聞いていましたが現物はかなり小さいです。ほんとにその辺にあるCDラジカセといった感じ。でもどこから出ているとの?と思わせる重低音があたりに響いていました。もちろんスイッチオンとなっているのはウェーブミュージックシステムだけ。
脇にはカットモデルがおいてあり、わずか6cmのフルレンジスピーカーが巧妙なバックローデッドホーンによりマジックがかかっていることが一目瞭然です。重低音だけでなく高音部も自然な感じに仕上がっています。その立役者が最新のデジタルアンプ。
主なファンクションはCDとFM/AMラジオ。特にCD部は最新のCD-RやCD―RWも使え、CD―DA/MP3のフォーマットにも対応しています。最大出力15W+15Wながら最大音圧100dbの高能率により軽快な大音量再生も可能です。
パネル表面にはコントロール部は無く、すべてリモコンで操作します。同じ機能で大きさの違う大小2つをリモコンを標準装備。テレビからの入力も可能なので、いつものテレビが最高の音質で楽しめるもの魅力です。スペースを取らないので、置き場所を気にすることなく気軽に利用できるでしょう。
問題なのは価格ですが、BOSEは14日間の返品自由制度を設けており期間内ならいつでも返品可能。このあたりに自信を感じさせるものがあります。ちょっと大人の雰囲気を漂わせた高品質でお気軽なアイテム。やはり気になる存在です。
2005-05-05