[002]ビジネスマナー「酒の席」
年末が近づいてきました。何かと酒の席が多くなる季節です。職場でも忘年会、新年会の準備でそろそろ幹事さんを決める頃でしょうか?
酒の席で気をつけたいのが女性へのマナーです。普段は気をつけていても酒が入るとついうっかりという事もありますので要注意です。
女性社員はコンパニオンではありませんから、宴席で男性社員の間に一人づつ割り振ったり、またお酌などをさせてはいけません。女性が一人のときなどは、全体的にお酒は少なめにし、幹事さんは最後までその女性を見守る覚悟で宴席に臨みます。
カラオケなどで女性にデュエットをお願いするのはいいですが調子に乗って必要以上に腰や肩などに手を回すのは良くありません。
また女性の方もお酒をむげに断ったりカラオケで歌うのを拒否したりするのも良くありません。ほどほどに付き合う気持ちも大切です。どうしても気分が乗らないときは、はっきりと自分の意思を周囲に伝え、早めに帰るなりしましょう。
また2次会の会場へ移動する時などクルマの後部に3人がけする際は女性の席は窓側にし男性の間に入らないように考慮します。
平成11年4月より企業では職場におけるセクハラ防止が法律で義務付けられました。忘年会や新年会など会社の酒の席でも適用されますので、十分気をつけてください。酒の席は無礼講ではありません。
尚、「酒乱」は男女ともにマナー違反なのは言うまでもないですね。