[017]専門用語に注意する
会話の中で専門な用語を使うと、相手が「?」となりそこで会話がストップしてしまいます。気をつけたいですね。専門用語を使う時は、ときと場所を選んでください。
最近バブル状態ともいわれるインターネットの話が会話の中で出てくると思います。コンピュータやネットで仕事をしている人はウェブサイトとかIEとか平気で使いますが、インターネットに詳しくない人は何のことだかさっぱり分かりません。
ウェブサイトと言わずホームページといいましょう。IEといわず、ホームページを見るためのソフトといえば、何のことか分からずとも会話は中断しないでしょう。他人がいつも自分の環境と同じでいるとは限らないことを認識すべきです。
そう言えばこんな話もあります。パソコンのOSにWindowsを使っている人は何気なく使っていると思いますが、スタートメニューにある「Office ドキュメントの新規作成」ってヤツ。これってよく考えると分からないですよね。なんで「写真も文書も入れら
れるノートを開く」としないのでしょうか?これのほうがよっぽど分かりやすいと思いません?
サービス業でもありがちです。お客様にお手洗いはどちらですかと聞かれたら、「お手洗い」はこちらです、と案内します。「トイレ」や「ラバトリー」などと言い換えてはいけません。「お手ふき」ください言われたら「お手ふき」お待たせしましたと言ってお持ちします。「おしぼり」と言い換えてはいけません。
そんなことまでする必要無いといわれるかもしれませんが、相手に合わせるということがマナーの基本なのです。