[030]お金の貸し借り
ちょっと持ち合わせがない場合など、同席の友人あるいは同僚などにお金を借りることが有ります。これはある程度仕方の無いことです。
しかし、これをしょっちゅうやる人はどうかと思います。特に給料日前になると必ず持ち合わせが無いヤツ。周りにいませんか?
多額のお金なら気になるでしょうが、昼食程度のお金は借りた方はついつい忘れやすい。ところが貸した方はいつまでも憶えています。そして会うたびにいつ返してくれるのだろう?と顔を見るとそう言う思いが頭の中に現れます。少額なら尚のこと請求しにくいですし。こうして段々信用が無くなっていきます。もし返してくれたらラッキーなどと思われたら最後です。こうなると完全にマナー違反です。
お金を借りたら遅くても翌日の朝、顔を合わせると同時に返すようにしましょう。返す気があってもなかなか返さないのであれば、返す気が無いと思われても仕方ありません。
お金が絡むと友人が友人で無くなります。同僚が敵になります。夫婦であっても亀裂が入ります。親子でさえ憎しみあうようになります。お金の貸し借りは怖いですから、できればしないに越したことはありません。
喫茶店でをご馳走することがあります。以前お金を借りていたのでこれで帳消し・・
と思うのは本人だけだったりします。相手は帳消しと思ってくれるとは限りません。帳消しにする時は「これはこの前借りた分のお返しね」と宣言しなければなりません。これくらい細かくて丁度良いのです。相手は自分と同じようには考えてはくれません。
これを読んで「はっ!」と思った人。借りたお金、今すぐ返しましょうね。