学校では教えない本当の社会福祉-エルドマドール

福祉には差別と戦って来た歴史がまとわりつく。俺の行っていた大学にも「差別問題論」など差別や偏見をターゲットにした授業があり、障害者の基本的人権を守るのが福祉関係者の使命だと教育された記憶がある。

学校では教えない本当の社会福祉-エルドマドール

福祉に必要な適性の一つ、それはフィジカルつまり体力に他ならない。あまりにも原始的で当たり前すぎる答えに肩透かしを食らわされたような読者も多いだろう。しかし、甘く見てはいけない。

学校では教えない本当の社会福祉-エルドマドール

先日ニュースを見ていてこんなシーンを拝見した。大阪府で「水際作戦」と称して生活保護の申請者をなんだかんだと難癖を付けて、追い返してしまうのだ。そのドキュメンタリーが放映されていた。要保護者(生活保護を申請する人)が一人で市役所の窓口に ...

学校では教えない本当の社会福祉-エルドマドール

この仕事をしていると、よく「福祉にはどんな人が向いていますか?」と聞かれることがある。そんな時俺はためらい無く最初の条件を次のように挙げる。
「貧乏に耐えられることだね・・・」
もちろん福祉や介護をやっていく上でいろん ...

学校では教えない本当の社会福祉-エルドマドール

*前回のあらすじ
福祉は非常にお金がかかる。俺の試算では年間3600万円必要で、税金を考えると6000万円弱の収入が必要になるのだ。ましてや60歳から要介護状態になって、女性の平均寿命の84歳まで生きるとその額は13億円に達す ...