心と体のスケッチブック-しろいぬ万呼-

立ち上がった、のは良いもののここからどうしようか。涙が枯れた頬は少しばかり肌寒く、一番奥のトイレに入ったので窓を開け、まだ少し寒い風にあたりながらただボーっと外を見ていた。
普通に戻って行く?そしたらきっと「何していたの」と聞 ...