[05]判断できない時はトレードしない

2019年4月6日

株式相場には3つの局面があります。その3つとは「株が上昇しやすい局面」「株が下落しやすい局面」「上昇か下落か判断できない局面」です。株で利益を出すには「株が上昇しやすい局面」だけ買えばいいわけです。
「株が下落しやすい局面」「上昇か下落か判断できない局面」では株を買う必要はありません。なので株を買わない時期も当然出てきます。「株が上昇しやすい局面」が全然出てこない日が続く場合もあるからです。
株では9割以上の人が損すると言われています。その原因の1つとして多すぎるトレード回数が上げられます。おそらく9割以上の人がトレード回数が多すぎると思われます。そういう人達は「株が下落しやすい局面」「上昇か下落か判断できない局面」でも買ってしまうからではないでしょうか。


では、なぜ買ってはいけない局面で株を買ってしまうのでしょうか。それは「株をする目的が間違っている」からでしょう。株を保有すると少なからずドキドキします。上がっても下がっても株価を常に確認せずにはいられなくなります。そのドキドキ感は中毒性があります。ギャンブル中毒と同じです。そうなると常に株を持ってないとイライラしてしまいます。とにかく株を買いたい気持ちが抑えられなくなります。
株式投資は「株を保有すること」が目的ではないです。「利益を出す」ことが目的です。なのにいつの間にか「株を保有してドキドキ感を味わう」ことが目的になるわけですね。
今年のトレードの結果を振り返ると、無駄だなと思ったトレードがあるはずです。無駄なトレードは利益にもならないし、手数料も取られるといいことありません。来年はそういう無駄なトレードはせずに、必要なトレードだけしましょう。
関よしお