自営業者・法人の節税

役員の報酬について6回ほど述べてきましたが、役員報酬にしろ役員所与にしろ役員とは経営に携わる役職であるから、これらは損金というより利益処分に近い性質のものです。したがって税務上は損金か利益処分かを厳密にせざるを得ない部分があります。

自営業者・法人の節税

《役員報酬を期首に遡って増額するには?》

役員の報酬はその年額を株主総会で決めて、毎月定額で支払う必要がありますが、業績が良い月などは役員報酬とて増額したい場合があります。そういう場合は臨時株主総会を開き決議することによっ ...

自営業者・法人の節税

《役員報酬を期中に増額するには?》

役員の報酬はその年額を株主総会で決めて、毎月定額で支払う必要があります。そうしないとうっかり増額した月は役員報酬ではなく、役員賞与としてみなされてしまいます。役員報酬は損金計上できますが ...

自営業者・法人の節税

《支給限度額は高めに設定する》

役員報酬は実質基準および形式基準を超えないよう常に適正額を支給するように心がけなければなりません。そのためにまず形式基準において役員報酬額を高めに設定しておく必要があります。支給限度額の増額 ...

自営業者・法人の節税

役員報酬は損金計上できますが、あまりにも過大な役員報酬は損金とみなされず利益処分とされてしまいます。役員報酬のうち通常の職務執行の対価として支払われるものは報酬です。しかしその相当額以上のものは実質的に賞与とみなされるのです。 ...