[069]友達づきあい
「親しき中にも礼儀あり」といいます。大切な友達だからこそ普段の心遣いが大切です。
3月も終わり近づき年度末です。学校では入学卒業の季節であり、会社では異動転勤やら、また引越しなども重なり忙しい季節です。部屋の中を整理していたら、友達から借りっぱなしのCDや本が出てきたりしてませんか?すっかり忘れていたものであっても、貸したほうはしっかり憶えているものです。遠くへ行ってしまった友達でも、今すぐ宅急便で返却しましょう。お礼のメッセージをつけるのを忘れずに。
借りたものを無くしてしまった。これはもう謝るしかないです。ごめんなさい。同じものが入手できる時は買って返します。入手不可能なものは同じ額のお金か商品券を渡します。いらないといわれても受け取ってもらいましょう。
友達から借金を頼まれた。どうしましょう?金額にもよりますが、どうしてもということならあげるつもりで、できる金額だけ貸します。友達のほうからしても、借金の申込みはよほどのこと。むげに断るのもかわいそう。もちろん無い袖は振れませんので、貸せないときは貸せないとはっきり断りましょう。お金の貸し借りはこじれると友達を無くすので要注意です。それより、なぜお金が必要なのか親身になって相談に乗ってあげましょう。
保証人を頼まれた。これは断りましょう。保証人は借金より怖いです。今は保証人といっても連帯保証人がほとんど。例えば借金の連帯保証人の場合、これは貸したほうからすれば、借りた人、保証人どちらにも請求できます。つまり借りていないのに請求されます。そしてその請求は拒否できません。もちろん友達に対して求償権はありますが、考えてもみてください、友達に求償などしたくないでしょう?つまり、保証人にはなってはいけないということです。
友達からウマイ儲け話があると誘われた。これも断りましょう。ウマイ儲け話はマルチ商法に違いありません。友達はその時点で信者になっていますので、そんな商売やめろといっても聞く耳は持たないはずです。ですからやめろとは言わず、頑張ってねと励まします。でも自分は誘いには乗りません。半年もすればすっかり目も醒めて、いつもの気の良い友達に戻っているはずです。
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