[k001]品物を贈る
婚礼のお祝として、現金ではなく品物を贈る場合があります複数のグループで出し合えば結構豪華なものが贈れます。仮に3000円でも10人集まれば3万円。ちょっとした物が買えますね。
ここで気をつけたいのが贈られるほうの都合。ほしくないものを贈られるほど迷惑な事はありません。しかもお祝ですから処分もできない。こういった「お荷物」があなたのそばにもあるんじゃない?
品物を贈る時は当の本人に前もって尋ねましょう。若い二人ですから必要なものはたくさんあるはず。こういった心遣いも大切なマナーと言えます。
祝品のタブー(あるいは昔タブーだったもの)
・刃物、庖丁はさみなど
縁が切れるということで縁起が悪いとされる。実際庖丁が贈られてきたらびっくりしますが、でも切れる鋼のよい庖丁は個人的にはほしかったりする。
・壊れやすいもの
鏡は「破鏡再び照らさず」といって縁起が悪いとされます。またガラス製品なども昔は嫌われましたが、本人が気にしない場合は可だと思います。クリスタル製などのきれいな製品が多いですし。
・櫛(くし)
「苦」、「死」につながるので縁起が悪い
・履物
「下」のものは贈らないという慣習があるのは事実です。まー靴をお祝に贈る人もいないと思いますが・・・
・大きな物
置き場所に困るような大きな物や、実用的でないもの。ふだん使うものでない場合しまうにも困りますね。
こうやってみるとやっぱり祝品は本人に聞いた方がベストだという事がわかります。
尚、品物を組む時の数ですが、祝事は奇数、弔事は偶数となっていますが二、八、十二(1ダース)などは、双方に使えます。