[049]世話人・仲人・媒酌人
今まで「見合い」ついて色々話をしてきましたが、世話人と仲人、また媒酌人はどう違うの?と疑問に思われていると思います。それぞれ非常に似ているようですが、活躍の場が違います。
世話人はこれから結婚をしようとする二人の出会いをお手伝いする立場の人のさします。主に見合いまでのプロセスを受け持つ人です。
見合いで話がまとまったら仲人の出番です。仲人は結納から披露宴まで両家の間にはいって公平な切り盛りをし、取りまとめるのが仕事です。仲介人として法的に証人となることもできる立場です。あとで両家にトラブルが生じた時も仲介役となります。
媒酌人は、挙式、披露宴で媒酌の労をとる人のことをいいます。
世話人、仲人、媒酌人を同じ人に頼んでも、もちろん構いませんが、格式を重んじる家柄の場合、媒酌人は特に地位の高い人を別にお願いすることもあるようです。
尚、間違えないようにしてほしいのですが、何かトラブルが起こった時、結婚する男女本人同士はもちろん当事者ですが、両家の両親も当事者となります。したがって、両親は仲介役にはなれないので、ここでも仲人が出番となるわけです。
世話人、仲人、媒酌人には、向こう三年間はお歳暮・お中元を届けるようにしたいものです。また、季節の挨拶状も忘れないようにしましょう。
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