[312]結納あれこれ～結納の主役～
結納の主役はもちろん本人同士です。しかし、常に会っている本人同士はともかく、両家のご両親にしてみれば結納は初めての晴れの席。特にお父さんは本人よりも緊張しているかもしれません。そのあたりを配慮し、和やかに執り行うよう配慮したいものです。
そして、次なる主役は仲人（なこうど）です。結納に仲人を立てる場合は、仲人が両家を往復し、仲を取り持ちます。仲を取り持つから仲人。
お見合いの場合は仲人はすでに決まっていたりしますが、自由恋愛が主流の昨今では、結納の時点では仲人は決まっていないことが多いです。仲人が決まっていない場合は仲人なしで結納を執り行っても構いません。無理に仲人をその時点で決める必要もありません。
しかし仲人は立てるのが正式なので、そのあたりは本人の社会的な面などいろいろ考え合わせて決めましょう。
その仲人ですが、誰に頼むかは重要な問題です。特に男性は立場上、仕事関係の方にお願いしないといけない場合も多くありますので、慎重に進めなければなりません。形式上誰でもよいとはいえないのが仲人です。結婚後も色々相談できる人徳のある方に頼みましょう。仲人側も引き受ける以上は二人の将来を見守る責任が生じるからです。
仲人を選ぶポイントは以下のとおりです。
・二人のことを双方ともによく知っている人
・気軽に相談に乗ってもらえる人
・結婚後も長くお付き合いできる人
・円満な家庭を築いている人
・社会的に信頼されている人
・あまり忙しすぎない人
以上を目安に人選し、改めてお願いにあがります。
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