[29]ベッド柵の功罪
ベッド製造会社は「スペーサー」という隙間を埋める器具を提供していると弁解し、責任逃れに懸命だ。確かにその器具を使えば窒息事故は防げただろうし、その意味では現場でベッドを使う側にかなりの責任があるだろう。
[28]劣悪な福祉サービスの見極め方
法律では介護職:入居者=1:3の割合になるように決められている。つまり、50人の入居者がいる施設では17人のフルタイム職員が在職していなければならない。
[27]サービスを選べるのか?
だが、今思うとお笑い種もいいところだ。認知症老人に殴られながらオムツ交換をしたことが無い連中がこんな出鱈目を平気で述べる。その頃から現場にいた俺はこんな話など詐欺もいいところだと信じていた。介護保険が施行されて7年以上経つが未だに「サ ...
[26]介護設備の災い
だが最近は所謂ハートビル法(高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律)などの恩恵により、公共の建物ではスロープやエレベーター、障害者用トイレなどバリアフリー化が進み、「障害者を受け入れる設備体制が整って ...
[25]チャリティ(下)
2002年に骨髄移植推進財団は危機的な事態に陥る。それまでの放漫経営がたたり、財政危機に陥ったのだ。そこで止むを得ず、団体は基金の取り崩しを行う。民間なら倒産だと思えばいい。しかも財団の経営維持の為に骨髄移植の保険適応と患者負担の増大 ...