第87回 冬

2019年3月16日

明けまして、おめでとうございます。永礼 盟です。昨年は、私のメルマガにお付き合い下さり感謝の気持ちでいっぱいです。拙い文章、間違えだらけの知識、でも自分がやって来た事の足跡を刻むために続けて来たメルマガです。よろしければ、今年もお付き合い下さい。

冬が始まり、色々な行事を行いました。12月に入ると、クリスマスツリーを飾り、今までにない凝った演出がなされ、目からクリスマスムードを盛り上げます。レクで作成した雪と松ぼっくりが、とても温かく美しい物が出来上がりました。

12月24日がやって来ます。何かが始まる期待感に包まれた一日でした。夕方のクリスマス会に向けて、職員全員が動き出します。電飾や照明もいじり、少し暗めの空間演出。着ぐるみを来た職員。利用者の拍手ともに、クリスマス会はスタートします。

BGMは、天使の着ぐるみを来た職員のピアノです。クラッシク音楽からジャズ、クリスマス音楽は勿論、色々なジャンルを弾いてくれました。料理はクリスマスメニューのフルコース。お洒落な雰囲気と、職員の遊び心が上手くかみ合って会を盛り上げていました。

ご自分で食事がとれない方も、いつもと食欲が違います。クリスマスの和やかさや、温かさが伝わった気がしてとても嬉しく思いました。

新年を迎え、新しい気持ちで仕事をしたかと言うとそうでもなく、同じ毎日の一区切りにしか感じませんでした。大晦日も、元旦もなく、毎日仕事です。そんな変化のない毎日が嫌いではありません。今年も当たり前のようにやって来ました。去年も、自分の気持ち等関係なく暮れて行きました。当たり前の事を、当たり前に感じる事が幸せだと、つくづく実感し、お正月を迎えています。利用者の方々と、おせち料理を堪能し、お屠蘇で乾杯出来る事をとても喜ばしく思うのでした。

リーダーとリーダー補佐で、がっちりと固められたホーム体制。こんな落ち着いた雰囲気は初めてかもしれません。今まで、落ち着きがないとレッテルをはられ続けて来た我がホームが、こんなに当たり前に時の経過を刻んでいる事がとても嬉しいのでした。

クリスマス会と、お正月の食事会を体験して、我がホームに一区切りつけたいと思う自分がいるのでした。

2005.01.06

永礼盟