第57回 ヘルパーまでの道のり(5)

2018年10月11日

こんにちわ、永礼盟です。ご購読ありがとうございます。今回は、ヘルパーになるための実技スクーリングでの葛藤を綴ったシリーズの五回目です。どうぞよろしくお願いします。

今日もスクーリングの日である。野郎三人、主婦三人、看護助手2人。前から、少しづつ書いていたが、こんな仲間たちと勉強している。

今日の勉強は、食事介助と口腔介助。この口腔介助と言うのは、前からイヤだったが、やっぱり一番今までで恥ずかしかった。何が恥ずかしいって、お尻の穴を見られるぐらい恥ずかしい。(意味不明)そんな介助を、交代で行った。寝たきりの人に、口腔介助を行う設定でやった。

なんとまぁ、これなら、お尻の穴を見られた方がましって言うくらいの顔。唾液ダラダラ、水は噴き出してしまう、最悪。毎回、毎回、介護のテーマに沿って実習と説明を受ける。説明の授業のあとに、このような実習となる。これを、クラス8人でタッグになって行うのだ。

もう今日が、六回目のスクーリングなので、あと二回で終わる。その後は、実技ではなく、実習だ。今度は、本当に要介護者の方と接するのである。車の運転で言うなら(車に例えるなや~!)路上に出ると言ったところだろうか?この実習を、三日間受けると晴れてヘルパー二級である。念願のヘルパーだ。

ワシは、この夏にこれからの道のりに怯え、焦り、戸惑った。介護の道に進む決意は、いつも心の何処かにあったが、どうしたら、この道が拓けていけるのか何も解らなかった。色んな人が、情報を与えてくれ、何とか資格取得の方法を知ることが出来た。そして、今日スクーリングの仲間と一緒に写真を撮ったとき、ああ、やっとここまで来たんだな~。そう思ったのだ。決して長くは無かったが、自分が自分の意志で選択し、自分で行動できた事に、成長を感じる。それなりの、結果もついてきているし、とても充実している。

そんな秋晴れのする今日、なんと施設の面接結果が知らされた。合格である。これで、介護の道が拓けてきたのだった。あとは、腐らず、おごらず、コツコツと頑張っていければ幸せだ。この道を見いだせた事に、感謝したい。沢山の人のアドバイスがあり、素直に応じることが出来たことに、不思議な力を感じる。三十路に足を入れたとたんに、転機が訪れ、苦戦するも、どうにか足場を固める事が出来ている。この転機が、10年後でなかったことにホッとしている。今だからこそ出来た事だ。これだけ今の会社で技術のなさを指摘されたのだから。

これからは、手に職。介護という技術を身につけ、必要とされる場所へ駆けつけたい。ヘルパー→介護士→ケアマネージャーそんなステップアップを目指し、どんどん上を狙っていきたい。

介護に力を入れてない土地から、介護のスペシャリストが生まれてもいいでしょ?そんな、目標を持って頑張りたい。

今、感謝の気持ちでいっぱいである。今まで、協力してくれた方々、ありがとうございます。そして、スクーリングにみなさん、もう少しで取得ですね、頑張って乗り切りましょう。それぞれ、夢は違えど、ヘルパーと言う一本の旗を目指した同士です。最後まで、頑張っていこうではないか!!

さて、スクーリングが終わり、フットサルに行くか、ジムに行くか迷った挙げ句、マクドナルドに行った。(なんでやねん!)小腹が減ったので、軽くハンバーガーなんぞを食った。そして少し買い物をして、ジムに向かった。

今日のジムのメニューは、6:45からのパワーラッシュから出ようと思っていたが、なぜか時間が早く、6:00からの初級エアロから出た。初級エアロ→パワーラッシュ→中級エアロ→アクアでサウナそんなメニューだった。

これから腰を酷使するだろうから、背筋、腹筋を鍛えなければいけないと、スクワット系の種目に精を出した。今、足に鉛がついているかのような感覚だ。そんな充実した日を噛みしめながら日記を書いている。新しい、世界への緊張を楽しみながら。。。。

2004.05.01

永礼盟