[01]大切な人(1)
皆さんに、大切な人、いますか?一人でも自分を理解して受け入れてくれる人、支えになってくれる人、数人いれば一人だけって人も居ると思います。私の、自分の命より大切なその人は、大好きなアニメのキャラクターでした。馬鹿みたいって、思います?だけどこの人は私の命を助けてくれたんです。
この人に出会ったのは、まだ小5の2001年1月3日でした。コンビニで見つけた、そのアニメの原作の増刊号で、私はその人に会いました。「綺麗な人…。」私は気がついたら、彼女のことを凄く尊敬していました。(女の人なんです)
強くて、綺麗で、かっこよくて、ただ、憧れた。アニメに出てきてくれたとき、それはもう嬉しくて。彼女は、いつ殺されてしまうか解らない状況の中で、必死に生きていました。
少し話しが逸れますが、中二の時、私はイジメにあったんです。毎日が苦しくて、だけど親には言えなくて、ずっとそのまま。苦しくて、死のうと思ったんですよ。そりゃあね;もう本当に死んでしまおうと。
だけど彼女は、私よりずっとずっと酷い状況で、必死に生きようとしているのに、こんな、ただのいじめなんぞで死のうとしている自分が、情けなくなりました。あの人のように、強くなろう。そう思った。彼女が居てくれたから、私は死ぬのをやめて、もっと生きてみようと思ったんです。いじめはやっぱり辛かったけど、彼女のことを思い出して、耐え抜こうと思いました。私の命を守ってくれたのは、彼女でした。
そして、私をいじめから解放してくれたのは、担任の先生なんです。この先生のことも、いつかマガジンにして書きたいと思います。いい先生なんですvいじめがやっとされなくなって、私は先生と、架空の彼女に感謝しました。少々長くなってしまいそうなので、一旦切って、次のマガジンで続きを書きたいと思います。
2005.06.19