[105]電子申告(e-Tax)にチャレンジ-2-
そうこうしているうちに確定申告の期限が過ぎてしまいましたね。もっと早く述べればよかったと思いますが、正直お薦めしないのがこの電子申告。来年になればもっと成熟していると思いますので、来年以降の参考になればと思います。コラムを続けます。
前回の続き
《2.開始届出書提出》
もう一つ事前に行なっておくことがあります。それは税務署(国税庁)にe-Taxを開始する旨を告げ、利用者識別番号とパスワードをもらっておくことです。これが無いとe-Taxを利用することができません。ただし、これは使用する際にオンラインでも申し込めるようです。
《3.3種のソフトウェアのインストール》
準備が出来たら、パソコンの環境を整えます。
まず、ICカードリーダーを調達しておきます。これは各都道府県によってICカードが違うため、持っている住基カードが読めるものを用意しなければなりません。地元の家電専門店でゲットします。
私は、地元では一番大きなヤマダ電機で買いましたが、最初売場で探したけれど見つからず、係員に尋ねたら奥の方から出してきました。しかも一個しか在庫していないとのこと。いかにe-Taxの人気が無いか、窺い知るることができます。
そういえば、市役所の係員もe-Taxには否定的でした。正直お勧めはしていないと明言しています。というのも、e-Taxをやりたいという人は結構多いのだそうですが、そのほとんどんの人が成功せず、結局市役所にクレームを言ってくるのだそうです。
本来ならば、税務署(国税庁)が受けるべきクレームが市役所の窓口に来てしまう。お門違いのクレームですが断るわけにもいかず、その対応が大変なのでお勧めしないのだそうです。今回も止めたほうがいいとも言われましたが、最初に述べたように「ネタ」なので、しぶしぶ手続きを進めてもらったといういきさつなのです。
さて、PCの環境ですが、まずUSB対応のカードリーダーをインストールします。マニュアルに沿って行ないます。カードリーダーを先に繋いではいけませんよ。ドライバーのインストールが先ですよ。インストールが完了したら実際にカードを入れて読めるかどうかを確認しておきます。
その次に、市役所からもらったCD-ROMから電子認証クライアントソフトをインストールします。実はこのクライアントソフトのバージョンが古く、後でてこずることになるのですが。このクライアントソフトは、ネットでも手に入れることができるるので、最新バージョンをダウンロードしインストールしておくことをお勧めします。
そして、ウェブからe-Taxのホームページにアクセス。e-Taxソフトをダウンロードしてインストールします。これでやっとこさ、環境が整いました。
<続く>
e-Taxホームページ「開始届出書の提出」
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