豆十-Kuidokoro Bar zu-tto
訪問日:2002年6月2日
居酒屋だけどしっかり食事ができる。お酒は飲まなくてもいい。そんな店が増えている。つまり食事処。店内外のデザインも優れており、既存のファミリーレストランと真っ向から対決するのは必至。
和風でありながらかつモダンなエントランス。木の持つ風合いやさしさを演出した造作は今流行りでもある。
同系列の店に「円喜門(えんぎもん)」がある。
入り口に掲げられたオススメメニュー看板が食欲をそそる。ここは炭焼きの焼き鳥、豆腐料理(豆冨と書く)おでんが売り物である。
居酒屋の常でまず人数分のお通しがやってくる。お通しは¥350。このあたりはファミレスにはない慣習で、お通しの質が悪いと強制サービスという悪い印象になるので注意。お通しにも万全の質を求められる。私個人的にはお通しは不要と考える。ほかに美味しい酒の肴はたくさんあるのだから。
ちなみにここのお通しは3種類の盛り合わせ。不味くはなかったが、やっぱり要らないと思った。
左の写真はオススメメニューでもある京風おでん。薄味の上品な味付けはおでんというイメージからはかけはなれているが、そういう先入観を別とすれば美味しいといえる。おまかせおでん盛り¥800。
これもオススメの「ざる豆腐¥430」。天然の塩と唐辛子でいただく。豆腐は濃厚な豆腐本来の味があり、オススメのメニュー。量が少ないので人数分注文することをオススメする。
オイルサーディンをトッピングしたバケットピザ¥500。最初なんだと思ったが、バケットとはフランスパンのことであった。
炭火で焼いたオススメの串焼き。鳥かわ串焼¥130、もも串焼¥150、手羽先串焼¥180。それぞれ一本の値段。手羽先が美味しかった。
炭焼き男爵ベーコン¥430。要するにジャーマンポテト。美味しいが面白くはなく、なにもここで食べるべき料理ではないと思った。
ほかに生中(モルツ)や焼きそばなど色々頼んで3人で約7千円の出費。やはりファミレスと比較すると格段に多い出費となるのは仕方ないところか。
この店はスーパーの一角に位置しており駐車場の整備がとてもよく、クルマで来店するには非常に入りやすい店となっている。しかし、駐車場の出口で飲酒運転取締りがあった場合逃げられそうもないので、ドライバーは飲酒せず、ただひたすら食いまくることをオススメする。
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水戸 豆十(zutto)
電話:029-254-6277
住所:茨城県水戸市新原1-3078-71
営業時間:午後5:00~深夜3:00
定休日:年中無休
交通手段:常磐自動車道 水戸IC下りて約10分