松島「田里津庵」

訪問日:2004年10月30日
宮城県松島といえば日本三景の一つとして名高い名所。そしてこの時期といえば名物の牡蠣。昨今では牡蠣の養殖のため松島湾の汚染が問題となっているようですが、その景観も牡蠣の味も依然としてすばらしいものです。
松島で牡蠣鍋を食わせるところといえば「田里津庵」。有名人は多く訪れるいわずと知れた名店です。田里津庵の名の由来は「田」はふるさとの美味しい米、「里」は健やかな野の野菜、山の山菜、「津」は津々浦々のとれたて魚介を表すとのこと。


■この時期は社員旅行客も多いようです。一見客も席が空いていれば入れてくれますが、いつもいっぱいなので5人以上の団体さんは予約を入れたほうが良いでしょう。

■店内の待ち合い席にはハゼ、氷豆腐、饅頭麩(麩饅頭ではなく饅頭麩=まんじゅうふ。饅頭のような形をした麩)がぶら下がっている。

■今回は「島コース」3,360円を注文。先付小鉢は石垣豆腐。食前酒も提供される。

■ジューシーでかつすっきりとした味わい生カキ。(カキ酢)

■カキの土手焼きのベースとなる鍋。縁に味噌が塗りつけて沸騰すると自然と味噌が溶け出す仕組み。ちなみに
カキ鍋ではなく「カキ土手焼き」がここでの名称。

■焼物はホタテの菊花焼き。菊花状態になっていますが、ほとんど生。やわらかジューシー!

■沸騰したらカキを入れます。煮過ぎると硬く小さくなってしまうので、箸で持って「カキが立て」ばOKとのこと。ちなみにこのカキは奥松島産
。

■田里津庵の特徴でもある、「畳」なのに椅子席。料理だけでなく景色を楽しんでほしいという気配り。

■ぷりぷりのカキ。仙台の赤味噌がよく合う。カキ土手焼きは単品でも注文できます。その場合は1,680円。

■控えめな衣に包まれたカキフライ。これがまた美味しい。単品の場合は1,050円。

■カキフライに付いてきたソース。ベースは普通のソースですが味噌や生クリームなど色々混ざっているらしい。何が入っているのかと聞いたけど企業秘密ということで教えてくれませんでした。

■ご飯はカキせいろ。味噌汁はフノリ汁。ともに地場の名産である。

■デザートは紫花豆餅とオレンジシャーベット。
本館(レストラン)…2~4名席/16テーブル・6名席/9テーブル
別館(割烹)(土日祝日・昼食のみ営業 要予約)…6名様個室4・16名様個室1。
〒981-0101 宮城県宮城郡利府町浜田132
TEL:022-366-3328 FAX:022-366-3399
営業時間:11:00~21:00(L.O.20:00)
定休日:無休
総席数:100席 宴会最大人数 50人(着席時)
カード: VISA MASTER UC AmericanExpress JCB NICOS(日本信販)
日専連
駐車場:40台(専用)
田里津庵公式サイト
