喜多方ラーメン「まこと食堂」
訪問日:2005年4月17日
■喜多方ラーメン
喜多方は元々蔵の多い田園情緒豊かな町でした。その蔵を何とか保存しようという動きがありその結果、蔵と調和の取れた街並みを一目見ようと観光客が多く訪れるようになりました。
そのときにたまたま観光客が食べたラーメンが美味しいことが口コミで広がり、蔵とラーメンの町「喜多方」が全国に有名になったのです。今ではこの小さな街に120軒以上のラーメン屋が軒を並べ、人口比率では日本一の密度。今日もまた観光客でにぎわっているのです。
喜多方ラーメンは大正の末期にとある中国人が屋台を引きながらラーメンを売り歩いていたことに始まったと言われています。それ以来、実に80年もの歴史を持っている喜多方ラーメン。喜多方ラーメンが美味しいのは、周囲を霊峰に囲まれてはぐくまれた水、そして良質な小麦粉と多加水製法による太打ち縮れ麺でしょう。またスープも新鮮野菜と豚ガラと煮干出しによる一切手抜き無しの濃厚なものです。縮れ麺とスープが程よく絡み絶妙なハーモニーが喜多方ラーメンの真髄です。
美味しい良質の水は、しょうゆや味噌、銘酒などもはぐくみました。ラーメンで有名な喜多方ですが、お酒が美味しいことでも有名です。つまり、水が良いと何でも美味しくなる、いうことができるのですね。
まこと(満古登)食堂の簡単なメニューは繁盛店の証
平成9年4月1日改定
平成17年4月17日現在も同じ価格
■喜多方ラーメン三大名店の一つ、まこと食堂を訪問。丁度お昼前に着いたので、空いているのか?と思わせる「まこと食堂」の外観。とおもいきや中は満席でした。
■中は増席を繰り返し、母屋の居間まで客席になってしまったようです。長押にはお決まりの芸能人サインの数々。ただし誰のサインなのかは判別不能。時計右側2番目の「水沢アキ」だけは確認できました。
■普通のラーメン。ここでは中華そばと呼んでいるいう。豚ガラベース+魚のダシが感じられるスープはちょっと塩辛い。麺は太い平打縮れ麺。茹で加減はちょっと軟らかめ。¥550。
■こちらはチャーシューメン(850円)。ねぎ、チャーシュー 、下にはメンマが隠れている。
ほとんどの客が中華そばかチャーシューメン。それも大盛りを食べている人が多い。
■まこと食堂
アクセス:JR磐越西線喜多方駅より喜多方市役所方面へ徒歩20分
営業時間:7時30分〜19時(日曜〜15時)
休業日:月
駐車場:無料10台分
電話:0241-22-0232
住所:福島県喜多方市字小田付道下7116
関連リンク:喜多方ラーメン来夢