横浜中華街 萬珍楼 本店
訪問日:2005年1月1日
お正月といえば中華街、中華街といえば萬珍楼、というくらいの有名店。その豪華なたたずまいは横浜中華街の看板ともいえる老舗です
(創業明治25年)。2002年に火事で休業、一年間の改修工事を経て2003年4月17日(木)に復活。迷路のような客席も改善されて快適な店舗となったようです。新しい萬珍楼で広州料理を満喫することにしましょう。
数年前はお正月といえばどこの店もウェイテイングで大変待たされましたが、最近は待たずに入れます。といっても萬珍楼の場合は1時間待ち。そでも以前は3時間くらい待たされましたので、大分改善されました。
1時間待ちといってもは実際にはキャンセルが多いので30分ほどで席に案内されます。というのも、待っている間、客は中華街を散策します。そこでより安い店を発見した場合そこに入ってしまい、戻ってこないことが多いらしいのです。
■待っている間は中華街の散策がお勧め。関帝廟は一度は見ておくことをお勧めします。
■エレベーターで3階の席に通される。お正月らしく寿の装い。
料理は4人で行って\4,000のコース(百合宴)を二つ頼み、後はアラカルトで3品を注文。
■コース料理(百合宴)の前菜
・百合大并盆。萬珍楼は広州料理のせいか、中国料理独特の匂いが少なく万人向けの味付けです。
■二品目は紅焼八珍翅(ふかひれ入り五目スープ)。濃厚な味わい。
■三品目の碧緑鮮蝦仁(芝海老香り炒め)
■四品目の酥脆百花貼(海老すり身の湯葉包み揚げ)
■五品目は紅焼醤扣肉(和豚のやわらか煮)。青菜は小松菜。八角が効いているやわらかい煮豚です。
■六品目は五柳鮮班南(白身魚の野菜とろみがけ)
七品目に雪菜肉鬆炒飯(野沢菜炒飯)が出てくる。温泉たまごをチャーハンにまぶしていただく。(写真なし)
■アラカルトで注文した北京ダックビーフン\1,100
■海鮮そば\1,400。アラカルトで注文。
■地鶏と塩魚風味(白身魚の塩漬)のチャーハン(\1,600)。これもアラカルトで注文
■コースの締めくくりは山桃鮮乃布甸(ジャージーミルクプディング)。
お会計は4人で上記のほかビール二つ頼んで13,200円+サービス料で合計14,520円でした。
最近は中華街も安いコースで客を取り合うため、全体的に安い予算で中国料理が楽しめるようになりました。しかし安いコースはそれなりのものしか出てきません。この萬珍楼でさえ4,000円のコースは4,000円の物しか出てこなかった、というのが素直な印象です。
本格的に中国料理を堪能するなら、やはり全品アラカルトかコースならば1万円以上のものを頼むべきでしょう。
駐車場は中華街パーキングを利用。中華街の大手料理店はほとんどカバー。駐車料金は高い(300円/30分)のでぜひ提携店を利用したいものです。萬珍楼の場合2時間サービス券が出ました。
■萬珍樓 本店
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町153番地
TEL 045-681-4004
FAX 045-681-4008
営業時間11:00~22:00 (年中無休)
(飲茶タイム11:00~17:00)
駐車場:萬珍楼タワーパーキング(ほか提携駐車場ヶ所)