[01]キッカケ
リストカットやり始めたキッカケは友達との電話。その日、友達と長電話していていつも通りダラダラしゃべっていた。そしてなぜか“リストカット”の話しになった。まぁ、この友達と話してるといっつもグロイ方向へと話しがいくからリストカットの話しも結構楽しんでいた気がする。でもその友達が「リストカットをやってるんだぁ～♪」って言ったのには、初めはびっくりした。「えぇ～・・なんでワザワザ自分を傷付けるの？」ってその時は私はやってイナイ側の人間だったから理解できなかった。でも友達は「なんとなくやる。落ちつくんだ。別に切っても痛くない」みたいなコトを言った。その時の私は“ふぅ～ん、痛くないんだ。ってか落ち着くの？”って思った。楽しく話してたら母に「早く電話きりなさい！」って怒られてその日は友達とバイバイ～！！
でも電話をきったあとなぜか、リストカットのコトが気になった。今までは理解できなかったリストカッター達の気持ち。私は机の中からボロイカッターを取り出して手首は怖いって思って腕を切ってみた。１番最初は本当に浅く浅く切ってみた。感想は「痛い！！」の一言。もう２度とやらないってその時は思ってた。でも日にちが経ちその日クラスの友達にもイライラしてそんな日に限って母をモメて、もう２度とやるコトのナイハズだったリストカットに手を出した。前は痛かったけどこの時は不思議と痛くなくて、友達の言ってた通り落ち付く・・この時やめていればリストカッターなんてならずに済んだのにと未だに思い後悔するけどもう遅い！そんなワケで私はリストカッターになった。
2003.09.20
