[2-03]想い
今回も前回のちびっと続きでみきの話。
お泊り会をした日、初めてみきがリストカットに手を出そうとしてるのを知った。微妙に自殺願望があるのは知っていた。だけどここまで学校の事で追い詰められてるなんて知らなかった。
みき「あたしもう死にたい」
その言葉に中瀬は必死で止めた。
みきは【だってあたしが死んだって、最初は悲しんでくれてもいつかは、みんな忘れちゃうよ。だって人間生きていればいつかは立ち直る事ができるんだから】って言ってた。中瀬はそれを聞いて想った。
バカぢゃないの？人間確かに生きていればいつかは立ち直っていくけど忘れる事なんてできない。何かの拍子に想い出してやっぱり悲しんだりすると想う。
その想いを告げた後に
中瀬「いきなり毎日いたみきが明日きなり死んでもらっても困る・・・最近彼氏できて喜んでたぢゃん？ならもっと幸せにならなきゃ」
みきは【あたしが死んでも何も変わらないと想ってた】って言って泣いた。
この夜にいっぱい２人で話して、朝方には２人で笑ってたからよかったのかな！？
2005.08.21
