[09]名医との出会い
さっちんです。退院し、大阪の総合病院の精神科の先生のところへ初めて受診しました。お父さんが連れて行ってくれました。長い待ち時間を経て、ようやく診察でした。
診察で、「あなたの病気は若い女性に多いんだ」とつぶやきました。
「私が治してみせます」と。うれしかったです。
当時は音楽教師の勉強をし始めたとこですが、教師自身が適応障害などにかかることもあって、のちに先生から「教師になろうとするのはやめてくれ」とのことでした。
能から「近くのコンビニにいけ」と命令が降りたので、コンビニによく行きました。そこで動けなくなることがあったので、３ヶ月くらい入院しました。入院は退屈でした。でも、友達もできました。
恋人に振られた人、配偶者が亡くなった人、いじめにあった学生・・
みんな一生懸命に生きていました。
「苦しいのは私だけじゃない」と思えてきました。
入院中にリストカットをし、剃刀を買ってくるから外出できなくなりました。入院中の主治医は、名医の部下の先生でした。とてもやさしくしてもらえました。その結果良好になって退院しました。
トランペッターさっちん
