[36]リップメイクの裏技/ヌーディーなリップの作り方など

2009年1月9日

前回の「モテる唇」講座はいかがでしたでしょうか?パーティーシーズンをややはずしてご紹介差し上げたのは、実はわざとで、練習の期間を置いておかないととんでもない唇の形を作ってしまうミスや、塗りすぎ、色のチョイスミスなどの失敗があるから。
実践を考えていらっしゃる方は、この年末年始のお休みの間に練習されることをオススメします。特に、大き目の唇を作る場合は、色味を抑えるように調整しないと、大変なことになってしまうので、注意が必要です。
さて、最近の流行は、なんといってもヌードカラー。肌色にうっすらピンクを入れたような色が流行です。口紅も、この種の色味が主流となっていますが、実は、意外に難しいのもこの色。カバー力が低いので、もともとの唇の色が悪い人は、綺麗に発色しないこともしばしば。
そんなときは、まずコンシーラーやリキッドファンデーションで唇を塗りこんでしまい、そこから口紅を塗るという方法が有効です。特にヌードカラーの場合は、この手法だと綺麗な色が作れます。
さらなる裏技としては、リップラインペンシルを使用して、唇の外枠を作ってから、リップブラシでペンシルで描いた外枠から内枠へ塗りこんでいくという手法もあります。この場合、唇が荒れているとうまくいかないので、リップの下地→(必要な場合は)コンシーラー→リップライン→ブラシ、という順番になります。
ペンシルはマットものが多く、カバー力があります。また、堅いので、唇全体に塗りこむには、ややハードなのですが、その分落ちにくく、持続性があります。これにグロスを重ねると、ヌーディーでありながら、存在感があり、それでいて上品な唇を作ることができます。この場合、グロスにあまり強い色が入ってないことが望ましいようです。
グロスの難点は、どうしても落ちやすいことです。口紅の場合はパウダーを重ねてから、もう一度口紅を塗ると落ちにくくなるという手法が知られていますが、グロスではなかなか難しいテクニック。ただ、透明なフィニッシングパウダーを重ねるという方法は、有効のようです。どうやってつけるのか、という問題があるにはありますが・・・。
私の知人のメイクさんは、アイシャドウのルーセントタイプを混ぜるか、普通のパウダーを指で少しだけ乗せるという方法を使っていました。最近は、グロスでも落ちにくいタイプがずいぶん出ていますが、やっぱりグロスは落ちやすいもの。こまめに付けるしかないのが実情のようですね。
特に、ラメの多いグロスでは、ラメだけ残ってグロスがなくなった状態というのは、かなり物寂しいものがあるので、絶対に避けましょう!!
トミナガ☆マコト
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