[04]ダメージヘアをなんとかしたい(防止編-1-)

2008年5月5日

突然ですが、髪の毛のダメージに悩んでいませんか?私の周囲にも、髪のダメージを気にしている方が大勢いらっしゃいます。
実はヘアカラー全盛期のころは、もっと多かったのですが、茶髪に代表されるように、明るい色の髪で、やや乾燥気味のヘアスタイルだと髪のダメージは目立たないのですが、髪の色が落ち着いてきて、しっとりサラサラな髪が求められるようになると、ダメージが目立ってしまうのです。
髪の毛のダメージには、防止と修復の二つの対策が必要です。ちょっと長くなるので、今回は3回に分けて、まずは防止編から。
髪にダメージを与えないためにしていただきたいこと及びしてはならないことは以下のような感じです。
1)パーマ、カラーをなるべく避ける。
2)必要最小限のシャンプーで洗い、あまり熱いお湯ですすがない
3)ドライヤーを使いすぎない。タオルドライの際にゴシゴシしない。
4)腕の良い美容師さんに切ってもらう
5)バランスの良い食事と睡眠、入浴などによる血行促進。
最初の3つは納得でも、残りの二つには違和感があるという人も多いかもしれません。また、パーマやカラーはオシャレのアイテムとして欠かせないという方も多いでしょう。
パーマとカラーを使う場合、以下のことに気をつけると、ダメージを比較的防げます。
まず、パーマとカラーの施術を同日に行わないことが鉄則。少なくとも1週間から、できれば2週間くらいあけるのが理想です。
また、パーマをかけた髪は色抜けがしやすいので、同じ美容室に行き、いつ、何をしたのか申請してからやってもらうと、出来上がったときに、ぎょぎょっ金髪!なんてことが起こりにくくてよいです。
これはパーマも同様で、カラーリングしてすぐにパーマをかけると、ちりちりになってしまいがち。また、ウェーブよりダメージが出やすいとされるストレートパーマでは、髪のダメージが倍増します。
また、パーマ、カラーは、ほとんどの場合、髪の毛が一時的にアルカリ性になります。これは、髪の毛の状態をゆるくするため(←正確な表現ではありませんが、まあ、そんなものと思ってください)ですが、従来の酸性の状態に完全に戻っていないまま、日常のヘアケア(シャンプーなど)を行うと、毛がさらに痛みます。
腕のいい美容室では、この「酸性への戻し」をきっちりやってくれますが、気になる人は、石鹸シャンプーとセットになっている「酢リンス」のようなものを使って、髪を酸性に戻すことがお勧め。普通の食用酢でも大丈夫です。洗面器にぬるま湯を入れて、酢を小さじ2?3杯くらい入れて髪を浸します。
スケジュール的には、パーマ、もしくはカラーを行ったその日は髪をぬらさないように気をつけておき(少なくとも24時間は放置すべき)、翌日洗う前に、酢リンスで髪を酸性にしてから、やさしくシャンプー。トリートメントやヘアパックなど、いつもよりディープなヘアケアをして、再度酢で締めるという感じ。
なお、石鹸シャンプーなど、アルカリ性のものはおすすめできません。また、ダメージヘア用のシャンプーを使うより、十分に髪を濡らしてから、シャンプーを少なめに使うか、水で薄めて使うなどするほうがむしろ効果的だったりします。
泡が立ちにくいタイプは髪の毛同士をこすらせ、痛めてしまうので、これはNG。
さて、続いてその他の注意点ですが、ちょっと長くなってきたので、続きは次回
トミナガ☆マコト