[33]絶対知って得するハイライトの裏技

2008年12月17日

前回のベースの話から、いきなりフィニッシュメイクに跳んでしまいますが、みなさんは、ハイライトは使っていますか?おそらく、メイク上級者にならないとハイライトを使いこなしている人は少ないかと思います。(実際、私自身も、普段のメイクでハイライトやシェーディングを多用することはほとんどありません)
ちなみに、ハイライトとは、白に細かいラメが入った形状で、塗ると白く光って、塗った部分が高く広くなるような印象を与えます。通常は額や鼻筋に塗ることで、秀でた額、高い鼻筋を演出します。
最近では、目元からこめかみに向かってCの形で入れると、目元が引きあがり、若々しい印象を与えるといった手法や、目の下に入れることで、くすみやかげりをカバーし、明るい印象を与えるといった、従来とは少し異なる進化した使い方も紹介されるようになって来ました。
でも、これらはちょっと上級者向けです。というのも、本来は撮影用のメイクなので、普段使いでやってしまうと「メイクしてるっ!」という気合顔になってしまう危険性があるため。特に、最近のメイクの流れは、ナチュラルで大人しめな傾向なので、気合メイクはちょっとおかしいということになる危険性を秘めています。
そんな、なかなか使いにくいと思われがちなハイライトですが、簡単で、しかもえらく効果的な使い方が3つあります。
その1:眉山の下に少し入れる。
ハイライトの本来の使い方は、塗ったところを高く見せ、顔の立体感を強調することなのですが、この手法はまさにそれで、目の周りの立体感を演出し、はっきりした目回りを作ります。
このメイクの良いところは、年齢とともに、肌が衰えたり、余計な肉がついて、徐々にぼやける目周りを引き締め、すっきりした若々しさを演出してくれること。また、対比の関係か、目がはっきりするので、目が大きく見えるというメリットもあります。
もともと彫りの深い人は必要ないようにも見えますが、そういう顔立ちの人でもすっきりした目周りを作るので、やはりオススメ。
ただ、塗りすぎて真っ白になってしまうことがあるので、それは、肌の色や、アイシャドウの色と合わせ、あくまでナチュラルに仕上げるのがポイントです。
特に写真に撮られるとき、フラッシュで浮くことが多いので、フラッシュや明るい野外で写真に撮られるときは、控えめに使うように気をつけましょう。まあ、光らせることを目的にしている場合は、がっつり塗っても面白いですけどね。
ちょっと長くなりそうなので、第二弾に続きます。
トミナガ☆マコト
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