[01]初めての精神科

2018年8月6日

生まれて初めて精神科の病院へ行く日。私は好奇心もあってワクワク(ここは変だったかも・・・)、初めてということでドキドキ、精神科ってどんなところだろうという少しの不安感で大変複雑な気持ちでした。
そんな複雑な気持ちのまま病院へ行き、受付を済ませ待合室で待っていました。とても小さな病院だったのに待合室には私1人だけ・・・・。「この病院大丈夫か?(心の声)」後でわかったことなのですが完全予約制の上、私が一番最後だったためでした。
「岩倉さん、中へどうぞ。」と呼ばれ診察室へ。入ってみてビックリ!診察室にソファー・・・・!?ソファーに座って今までの経緯(どうしてこの病院に来るようになったか等)を話しました。紹介状を見ながら「手切ってるのはいつぐらいから?」と聞かれました。「高校1年の頃だったと思います。」と答えると、「その時何かあった?」と先生。「・・・・。」と私。無言になってしまいました。あったにはあったのです。高校1年の時、大きな転機が。しかし、今日初めて会った人にすんなりと話せません。それがたとえ医者だとしても。その後、そのことには触れず、現在の生活環境等を聞いて診察は終わりました。
処方されたのはデプロメールとPZCとハルシオン。ハルシオンは前回の病院でも出されていたからでしょう。PZCは手を切ってしまう為。デプロメールは・・・・抗鬱剤??PZCもデプロメールも私には効きませんでしたけど。
何度も診察し、話しをし、薬を処方されて飲む毎日が始まりました。しかし、一向に良くならない。先生に、薬が効いていないことを訴えましたが処方は変わらず・・・・。逆にストレスを感じるようになってしまった。でも、その頃仕事をしていた私は、遅くまで開いているその病院へ行くしかないと思っていたのです。
しばらくして、何も良くならない事を理由に病院へ行かなくなってしまいました。行っても行かなくても同じならお金と時間がもったいない!!なんて思ってましたから。丁度、仕事も忙しくなってきたので、病院へ行く事なんて忘れてました。徹夜も多かったので眠れなくてお困らなかったですし・・・・(投げやりです)。
しかし、仕事場でのこと、私生活でのこと、色んなストレスは溜まってゆきます。そして、そのはけ口は自分への攻撃でしかなかったのです。
岩倉 玲

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