第3回 初めての信用取引~トランス・コスモスの場合~

2019年4月18日

2004/1/9より2004/4/16までの信用取引はおおむね成功だったように思う。取引回数は8回で利益が23万8千円、損失が18000円差し引き22万円の利益です。

この取引はトヨタ自動車の信用取引と同時に進行しました、トヨタは失敗しました。トヨタ自動車は取引回数11回利益が15000円損失が71万5千円で差し引き71万円の損失です。あわせて49万円の赤字というところです。

トヨタ自動車の取引期間は2003/12/17より2004/5/11までです。トランス・コスモスで小さく儲けトヨタで大きく損を出した格好です。トヨタは上昇基調にあったということはわかっていたがまだ下がると思っていた、実際下げたしかしその下げは一瞬だったね、あっという間に上がってしまった。呆然自失、そこで気分を変えて損きりすべきだった、また下がるというカミカゼを期待してしまった私、期日ギリギリになって2004/5/11手仕舞い、ほとんど嫌気がさしていた。

この時、ちょうどこの間です、父が亡くなったのは2004/4/9でした。チャートが書けない、葬儀に忙殺、亡くなったのはちょうど夜勤明けの時、・・ナーバスな時に正常な判断は出来ない。上昇基調の場合空売りすべきではない、これは基本的なことかもしれない、しかしながら判断するのは常に自分である。売ったとたんに上がる、返済したとたんに下がる、損失がふくらめばやる気も失せる、仕事も出来ない。

「損失が5万円になったら損切り」の知人の声も遠い、安い時に現物で買い、いくらか上昇し下げ始めたら空売り、戻し始めたら返済、現物の価格より下げたら現物渡しし新たに現物買い。これはやってみよう。しかし空売りしたが思ったほど下げないということもある。これが今回のトヨタの敗因である。

損きりせずに上昇途上で空売りした。しかも現物買いをした株はあったのだ、はじめの段階で早々に現物売りをしてしまった。空売りは現物の保証無しに株数を増やし評価損を増大させた。しかし一旦下げ始めたら利益を出し始め、50万円の評価益、そうなると欲がもたげてもっととなる。喜びはつかのまで上昇元の木阿弥。

下げ始めたら空売り戻し始めたら返済、利益が出なくても損きりと言う意味で将来の利益につながる。そうした意味で同数の株の現物買い、同数の株の空売り、返済、現渡し。これって下げ相場のだったっけ、・・高い時に現物買いしてさらに下げ続ける、これってよくある。買った時高いと思わなくても後から高くなったということ。私の持ってる塩漬け株のほとんどはこれだ、これってどうしょうもないのかな。なんか頭痛くなってきた。

6/3に現物買いした日本オラクル100株トランス・コスモス200株は6/9に現物売りで28000円利益です。これなんかも下がり始めたのだから空売り同日返済、日経平均は下がったものの上昇基調にあるということでまだまだ利益は見込めたのですが後の祭りですな~~。

2004.08.04
◆いしながんど